電波凸爺メモリー 第一話
第一話 出会い
事の発端は昨夜(2024年2月20日)の夜11時半。
この日仕事の合間にわざわざ遠いスタバまで足を運び、疲れた所にアフォーガードフラペチーノ(ベンティ)を流し込んだり、無印ででかいソファを購入し店員に見守られながらながらチャリで持ってきたりしてたので早めに就寝していた。
深夜12時過ぎ事件は起きた。
突然のピンポン連打とドアドン(×10)のコンボで目覚める。
なんだなんだ!とドアを開けると見た事もない初老のおじさんが立っていた。
するとそのおじさんが言う
「あんたんとこから低周波が出てるからやめてくれ」
寝起きだけど感のいい私は思いました
「これかァ!!!」と。
まるで愚地独歩が真の正拳を発見したかのように、
今、目の前に対峙している「電波凸人間」と「老害」そして「小雨降る深夜」が織りなすハイブリットミクスチャーを体感。
噂には聞いていた隣人のトラブルがまさか直に自分に被弾するとは思ってなかったので、一瞬で目が覚めた。
間髪入れずに凸爺は言ってくる
「どうしていつもそうやって惚けるかなぁ!」
こりゃとことんやるしかない。
寝起きからのアドレナリンがビンビンだ。
顔も震えてきたぜ。
しかしこの凸爺が一体何者なのか聞いとく必要がある。
このマンション以外の人間なら不法侵入でロンだからだ。
ワシ「すんません。あの、どちら様ですか?」
凸爺「4××の凸爺だ、アンタは名前なんだ!?」
ワシ「2××の味沢です。とりあえずこの大家さん今呼んで話聞いてもらいましょう」
凸爺「なんでだよ!アナタが仕掛けてきたんでしょう!」
と、まぁ色々濃厚で全く味わいのないやり取りが数分続いたが、全く話が通じないので近くの交番へ行く事になった。
交番に向かうも警察官はパトロール中でおらず、派出所の電話から警察官を呼ぶ事になったが、
警察官が到着まで約10分かかると…
この狭い交番でこの凸爺と2人っきりで待つ事に…
そしてまた事件は起こった…
つづく
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