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「6時間×2日間」ぶっつづけで自分と向きあった2年目ライターが目指したい未来とは?

「駆け出し」という免罪符が取れた途端、クリエイターとしてどうして自走したら良いか分からなくなることはありませんか?

私がそう感じたのはフリーランスのライターになって1年経つ頃。継続的にお仕事はいただいているけれど、ライターとして成長のスピードが「鈍化」していると感じ始めました。

鈍化するとは具体的に、

1.インタビュー記事執筆の仕事も「企画書ありき」のものがほとんど
2.クライアントワークが中心
3.収入額が安定しない

今いただいているお仕事には精一杯向き合っているし、やりがいも感じている一方で、受け身でない働き方をしたいと考えるようになりました。

この状況を打開したいと思い、受講を決めたのが「言語化可視化ラボ」です。

言語化可視化ラボは、「堂々と提案できるためのクリエイター」を目指すための研究室。2日間に渡り、自分の強みと向き合い、クライアントへどんな価値提供ができるかを深掘りします。

このnoteでは、講座を通しての気づきや、意志表明みたいなものができたらと思います。


講座の内容が夢の中にも出てくる。とにかく自分と向き合い続けた2日間


丸2日間の講座のゴールを究極的ににざっくりまとめると、「自分の商品・サービスのマーケティング・営業戦略を考え、クリエイターとしての価値をあげる」ことです。

そのゴールに向かって、2日間にわたり下記の手順で座学&ワークを行いました。

1.これまでの経験から自分の強みを棚卸し
2.誰に何を届けたいかを軸に自分の商品・サービスを見える化
3.限られたリソースを使ってどう動くか戦略・戦術を練る
4.マーケティングファネルの分析
5.なりたい未来に向かって、やるべきことを整理・言語化する

※実際の講義はもっと細かく、体系的にカテゴライズされています

強みとは自分で考えるものではない

講座の始まりは、自分の強み分析から。得意なこと、好きで情熱が湧くこと、克服してきたことなど、あらゆる角度から自分を見つめます。

私は正直、自己分析が得意ではありません。

ライターになりたての頃、プロフィールを作るために嫌というほど自己分析を行ってきましたが、その度に「これで合っているのかな?」と不安になっていました。

でも、本来「強み」って他者と比較するから分かるもの。例えば、クライアントや友人から褒められた経験をもとに書き出していきました。

私の場合はというと、

・会社員時代、組合執行部として社員の悩みを聞いていた→傾聴力
・議事録をよく任されていた→要約力
・トラブルだらけのアパレル業で納期遅れゼロ→スケジュール管理、先手を打った提案

などが挙げられました。よくよく見ると、今後のライターの仕事でも活かせられそうな強みがポツポツ…。客観的な事実に基づく成果(数字も含めて)などがあれば、より説得力も増します。

強みを活かして、商品・サービスを提供したい人を想像


次に、先ほど出した強みを通じて、どのような人にどんな価値を提供できるかを言語化していきます。いわゆる、「ペルソナ」の設定です。

ここでは、年齢や性別に限らず、生活スタイルや仕事上で解決したい悩みなど、ペルソナを構成する20項目以上の要素を埋めていきます。

実際に作ったペルソナの具体的な紹介はここではしませんが、私は現在のクライアントに近い人物をペルソナに置きました。MTGで会話した記憶を思い出しながら、クライアントが抱えるお悩みを書き出していきます。

そして、どうすれば自分の強みをもってクライアントの課題解決をできるかを言語化し、自分の商品・サービスの輪郭を作っていきました。

どうしてマーケティング戦略が必要か?


自分が作った商品・サービスのコンセプト、具体的な内容、値段が決まったら、次は「どのように届けるか」をマーケティング戦略を考えていきます。

ここで、重要なのが「戦略と戦術」を混同しないこと。

戦略…達成すべき目的があり、それを達成するためにリソースの優先順位づけ
戦術…戦略を実現するための具体的な施策

例えば、認知を獲得するためにXを1日○回投稿するなどは戦術の1つ。巷には戦術のノウハウ本が多いため、戦略に合っていない戦術を取ると期待する効果が得られないのだそうです。

そして、クリエイターの本業といえば「作ること」。

ライターであれば記事執筆、デザイナーであればデザインに時間と労力を費やす必要があります。限られたリソースの中で、最大限自分の届けたい人に商品・サービスを手にとってもらうためにも、「戦略」が必要となるのです。

その点を理解した上で、自身の「マーケティングファネル」の分析を行いました。(※マーケティングファネルとは顧客が商品を認知し、購入するまでのプロセスを図に表したもの)

私の場合、「誰でもいいから、広くお仕事をいただきたい」わけではありません。できれば、1つの企業さんと「書くこと」を通じて長くお手伝いしていきたい。

そのため必要な戦術を、今後実行していきます。講座ではマーケ戦略と同様に、「営業戦略」にも触れました。

最後に、講座を終えてやりたいこと

バリューアップカレッジは、講座を終えてからがスタート。なりたい未来の目標(例えば10年後)などを言語化し、3つに分けたフェーズで具体的にやりたいことをリスト化していきます。

その目標は、あくまでも自分のなりたい姿をもとに書くことが重要だそう。そのために足りないスキルや時間はPDCAを回しながら補完していったらいいそうです。

私の将来的な目標は、

「女性起業家の個人編集者」になること。

※思考経路や講座の具体的なプロセスをお伝えできないため、??となった方は申し訳ありません。

その原体験は、お仕事でインタビューをしたクライアントさんから「個人ブログの添削をしてほしい」とご相談いただいたことからでした。当時は、思いもよらない話だったので、具体的に話が進みませんでしたが、バリューアップカレッジで深掘りした自分の強みとクライアントのお困りごとが、まさに合致する部分だと感じています。

とはいえ、この目標は講座を終えてから思いついたものです…。私の場合、講座の途中はどうしても現実の仕事の延長のことしか思い浮かばず、「こんなこと言って大丈夫かな」とストッパーをかけていました。(誰も否定しないのに!)

ということで、女性起業家に関わらず、インタビューをしてほしい、note執筆の伴走をして欲しいという方がいらっしゃいましたらお気軽にご相談くださいませ!近いうちに、無料モニターを募集したいと考えております。


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