世界の猫天国から~第二弾・日本&アジア編
私が訪れた世界の猫天国について総評し、紹介する企画の第二弾です。
地域別にまとめてますが、今回は日本およびアジアの猫天国について取り上げたいと思います。
尾道
猫遭遇率 ★4.5
アクセスのよさ ★3.5
旅しやすさ ★4
まずは、広島県の猫の街・尾道です。
瀬戸内海に面した情緒豊かな坂の町には、毎日多くの猫が行き交っています。
尾道の猫旅については、こちらの記事に詳しく書かせていただいたので、よろしければご覧ください。
山陽新幹線の新尾道駅からローカル駅まで離れているので、遠方から訪れる者にはアクセスしずらいかな?と思っていたら、広島空港から乗り合いタクシーがダイレクトで運行されていることを最近知りました。
広島まで飛行機で行かれる方は、ぜひ参考に。
尾道には、多くの観光客が猫を目当てに訪れます。
そして尾道の猫はみな人懐こく、観光客が近づいてきても臆しません。
尾道では、そんな猫が重要な観光コンセプトになっているようです。
「猫の細道」や尾道市立美術館は、猫好き誰もが訪れたいポイントでしょう。
尾道市立美術館とは、黒猫ケンちゃんと警備員との攻防で有名な市営美術館です。
実は私が尾道を訪れたときはコロナ禍で、主要な観光施設が閉鎖されていたため、尾道市営美術館へは行くことができませんでした。
それだけが心残りで、いつかリベンジしたいと思っているところです。
のどかな町なので治安もよく、旅しやすいと思いますが、強いて言えば坂の多い町なので、町歩きの際は体力と脚力を使うことと思います。
尾道へは、歩きやすい靴で行くことをおすすめします。
私は体力には自信がある方ですが、暑い時期にマスクを着けたまま坂道の上り下りをしていたら、しんどくて死にそうになりました。
歩き疲れたら、ぜひ猫を見て癒されましょう(笑)。
沖縄
猫遭遇率 ★4.5
アクセスのよさ ★5
旅しやすさ ★5
日本が誇る南国リゾート、みんな大好き沖縄。
日本全国から那覇への直行便が発着し、便数も多いのでアクセスしやすい県の一つです。
最近では、東京からLCCで往復1万円台で行くことができ、沖縄も訪れやすくなったなあとつくづく思います。
沖縄の島猫といえば、離島の砂浜やのどかな村奥に出現しそうなイメージですが、街中でも多く出没します。
私は毎年2月に沖縄を訪れています。
目的は、プロ野球キャンプを観に行くためです(笑)。
そしてキャンプやオープン戦を観たついでに、冬でも温暖な沖縄では、毎年たくさんの島猫に逢ってきています。
沖縄のいいところは、那覇市ど真ん中の都心でも、普通に猫歩きできるところ。
例えば、観光客の誰もが訪れる国際通り。
国際通りの美栄橋駅と牧志駅の間辺りに、平和通り商店街の入り口が見えます。
レトロなアーケード商店街で、地元客の他観光客も多く買い物に訪れます。
この平和通り商店街には、たくさんの地域猫が行き交っています。
中には、店の看板猫になっている子もいます。
そしてここ平和通り商店街には、沖縄一有名な看板猫がいる店があるのです。
この店はこちら。
嘉数商会さんは、タオルや手ぬぐいを販売する昭和風テキスタイルの店です。
ご覧の通り、店長である茶トラ猫のみーちゃんが出迎えてくれます。
お店にはみーちゃんの他2匹の猫がいて、いつもこのように誰かしら店頭で昼寝しているのです。
お店にはみーちゃんら猫スタッフ目当てに、連日多くのお客さんが訪ねてきます。
猫スタッフが出迎えてくれるだけでも価値あるのですが、ここ、取り扱っている商品も面白いんですよ。
このオリジナルグッズですが、みーちゃんのイラスト、なんと店の奥様の手描きです。
しかも商品を購入すると、奥様が袋にマジックでみーちゃんを描いてくれます。
これは、沖縄旅行の記念品として最適ですね。
嘉数商会さんの裏の細い道を抜けていくと、商店街の脇道へ出ることになります。
この辺には、小さな沖縄居酒屋が並んでいます。
そのまま狭い路地を進んでいくと、公園の裏口に差し掛かります。
ここは「希望が丘公園」といって、那覇市でも有名な猫スポットです。
公園内をくまなく歩いてみると、あちこちから猫が現われます。
みんな、のんびり過ごしていて園内は平和そうです。
中には、猫を目当てにカメラを持ってやってきた人の姿も見かけられます。
沖縄には、他にももっと猫スポットと言うべき場所があるのですが、今回は那覇市内の、初めて訪れる観光客にもわかりやすい場所をピックアップしてみました。
余談ですが、昔8月に沖縄を訪れた時は、街中でほとんど猫に逢うことはありませんでした。
夜間、宿泊施設の近くで猫の集会を見たくらいです。
真夏の日中は日差しが強くて暑すぎるため、さすがの島猫も外へは出てこられないようです。
おまけに、夏休みの沖縄は観光客の数が半端ない。
やはり温暖な沖縄は、冬場の方が猫歩きにはちょうどいいみたいです。
観光客の数もほどほどで、猫ものんびり散歩できるよう。
熱中症になる心配もなく、心ゆくまで猫との出逢いを楽しめると思います。
台湾
猫遭遇率 ★4.5
アクセスのよさ ★4.5
旅しやすさ ★4.5
最後は台湾です。
近くてお手頃で、日本から直行便が多く就航しています。
LCCの普及で、この燃油高と円安のご時世にも関わらず、航空券も比較的安価です。
日本から所要3時間半程度と、沖縄の延長の感覚で行けるのがうれしいですね(笑)。
ご存じの通り、台湾は新日国で治安良好です。
漢字表記のため、日本人にとっては標識や看板の意味も理解しやすいと言われています。
(個人的には、中国語の漢字は日本語と微妙に意味が違う上に、現在日本では使われてない文字が出てくるので、これなら英語表記の方がわかりやすいかな?とは思うのですが)
諸外国の中でも、日本人にとって旅しやすい国といえますね。
そんな台湾は日本に負けぬ愛猫国で、日本同様猫カフェ文化が浸透しています。
特に台北には、元祖猫カフェといわれる小猫花園(旧猫花園)があります。
台北ではその他にも、
極簡珈琲(106台北市大安區泰順街2巷42號)
猫図咖啡(106台北市大安區潮州街154號)
FUFUCatCafe(號 3 樓, No. 53武昌街二段萬華區台北市108)
Genki Cat Coffee(111台北市士林區福華路281號)
など、たくさんの猫カフェが営業しています。
台北で猫カフェ巡りをして、お気に入りを見つけてみるのも楽しそうですね。
また、日本人に絶大な人気を誇る観光地「九分」も、たくさんの地域猫に出逢える猫の街です。
九分の猫歩きはこちらの記事に詳しく書きましたので、よろしければご参照ください。
そして九分と同じ新北市のホウトンは、CNNが選出した「世界6大猫スポット」の一つです。
狭い国土ながら、台湾は猫好きにとって見どころの多い地といえます。
そして、日本と同様に、猫が観光のコンセプトとして重要な役割を果たしているように思います。
夜市巡り、景観、茶芸館、人の暖かさに触れるなど、台湾旅行の楽しみはいろいろありますが、そこに猫巡りを加えると、また一つ旅の形が広がるかもしれません。
以上、今回は日本・アジアの猫天国の紹介でした。
日本では、まだまだ猫ブームが続きそうですね。
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