【クリスマスシーズンのヨーロッパ】マルタの首都バレッタでのクリスマスイベント
私はクリスマスシーズンのヨーロッパが好きで、コロナ前から年末年始になると、ヨーロッパのどこかに出かけることが多かったです。
ヨーロッパのクリスマスはさすが本場で、年に一度の聖なるお祭りを祝おうとする、その気概が違いました。
皆心からクリスマスを楽しもうとする姿勢が、伝わってくるのです。
そして、一言にヨーロッパのクリスマスと言っても、地方によってそのカラーや特徴はさまざま。
クリスマスマーケットが有名な街、特徴的なクリスマスツリーを掲げる街、ローカルなクリスマスイベントを開催する街、その土地特有のクリスマス料理やスイーツを楽しむ街……。
これからクリスマスにかけて、私が見てきたクリスマスシーズンのヨーロッパについて、少しずつ語っていきたいと思います。
第一弾は、私の大好きな国でもあるマルタです。
(最近マルタのネタが続いてすみません
直近で行った海外がクリスマス時期のマルタだったので、ご了承ください)
正確に言うと、マルタを訪れたのは2023年の年明けでした。
ただ、ヨーロッパは1/6の公現祭まではクリスマスシーズンなので、年明け早々はまだまだクリスマスムードが満載なのです。
首都バレッタのクリスマスイベント
まず足を囲んだのは、首都バレッタで行われているクリスマスイベント「Fairyland」です。
Fairylandは、バレッタのメインゲートの外側の広場で毎年12月初旬から1月初旬にかけて行われるイベントで、会場にはさまざまなアトラクションが出ています
本年度の開催期間は、2023/12/8~2024/1/7となります。
ここで行われるアトラクションは、サンタさんと一緒に写真が撮れるSanta's Grotto、特設された大きなゴンドラ、射的などの各種ゲームです。
開催期間中は、昼から夜までたくさんの人々がバレッタを訪れます。
日が暮れた後は、広場一帯が宝石のように光り輝きます。
フロリアーナのクリスマスマーケット
会場の広場から南下してくると、隣接地区のフロリアーナではクリスマスマーケットが開催されています。
クリスマスマーケットでは、ホットドリンクやチーズ、チョコレートなど食品の他、クラフト用品などが販売されています。
1軒ずつ物色してみると、掘り出し物が見つかるかもしれません。
ゴンドラに乗ってみよう
Fairylandのアトラクションで一番の目玉は、やはりゴンドラです。
会場のチケット売り場で予めチケットを購入して、ゴンドラの列に並びます。
チケットは、大人一人6ユーロです。
ちなみにこのゴンドラ、昼・夜のどちらかに乗るとしたら、断然夜の方がいいです!
ゴンドラのてっぺんからは、眼下に広がるイベント会場の煌びやかな夜景が俯瞰できます。
そして遠くには、城壁内のストリートのイルミネーションや、クリスマスマーケットの灯りまで見渡せます。
上から眺めるFairylandの会場は、その名の通り妖精の国のようにファンタスティックです。
バレッタ城壁内のライトアップ
バレッタ城壁内にも、キラキラとイルミネーションが輝いています。
このイルミネーションが通路ごとに違うので、見比べながら歩くのも楽しいです。
マルタは気候が温暖で、私も滞在中は、コートなしで外出していました。
よって夜間のイルミネーション鑑賞やクリスマスマーケット巡りも、凍える心配なく楽しむことができます。
また、マルタはヨーロッパの中でも特にクリスマスをのんびり楽しむ国です。
ヨーロッパでは1/6の公現祭まではクリスマスシーズンだと言いましたが、マルタではクリスマス終了もゆっくりで、1/10頃になって、ようやくツリーを片付けだす感じです。
冬休みの取得が遅くなって、年明けの出発になっても、まだまだクリスマスムードを楽しむことができますよ(笑)。
今年はマルタで過ごすホリデーシーズンなんて、いかがでしょうか?
今後も時々、クリスマスシーズンのヨーロッパについて書いていきたいと思います。
よろしくお願いいたします。
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