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広島お好み焼き 私のおすすめ店

広島のソウルフードと言えば、お好み焼き。

駅ビルには何軒ものお好み焼き屋さんのテナントが入り、23店舗もの店が入る広島市中心部の「お好み村」は、一大観光スポットにもなっています。
これだけお好み焼き店が軒を並べていると、旅行者はどこへ入ったらいいか悩みますよね。

個人的には観光客が集まる店よりも、地元の人が通う小さな店の方が、美味しくて値段も良心的な気がします。

今回は私のお気に入りの、いつも地元民で賑わっているお好み焼き屋さんを紹介したいと思います。

てっ平
広島県広島市南区荒神町4−3

こちらの「てっ平」さんは広島駅から徒歩5分、大きな通りに面したところに建つ小さなお好み焼き屋さんです。

この店の並びに建つビジネスホテル「ベッセルイン 広島駅前」に宿泊した時、おすすめのお好み焼き屋さんを訊いたら、てっ平さんを教えてくれました。

店にはカウンター席の他、ボックス席が5~6席あり、客層はだいたい地元のおじさんやサラリーマン、カップルなどです。
地元の人が気軽に足を運ぶような、庶民的な店。

駅から近いわりに、意外と観光客の姿がなくて驚きました。

メニューはお好み焼きだけで、スタンダードからネギ入り、チーズ入り、広島牡蠣入り、てっ平スペシャル(これがおすすめらしい)、全部入りなど、10種類ほどあります。
値段は最も安いスタンダードが680円、最高級の全部入りデラックスが1,480円で、あとはだいたい1,000円前後です。

ドリンクと併せても、一人2,000円未満で充分おさまるでしょう。

お好み焼き以外にも、ステーキや焼き肉、ホタテバター焼きなどBBQ系メニューも充実しています。

チーズ入りお好み焼き
とろけたチーズがお好み焼き生地と合う
店で提供するカクテルはカープ仕様
さすが広島!

注文を受けると店のご主人が、さっそくカウンター前の鉄板でお好み焼きを焼いてくれます。
いつも思うんですけど、お好み焼き屋さんの鉄板捌きって、なんであんなに手際がいいんでしょう?

店で隣の席に居合わせた大阪出身のおじさんいわく、
「大阪のお好み焼きは粉がこってりしてるけど、広島風のは中は野菜が多いので、あまりおなかにたまらないですよ」
とのこと。

確かにお好み焼き生地の中には、キャベツやもやしがぎっしり詰まっていて、ボリューム感のわりにはあっさり食べられてしまい、胸焼けもしませんでした。
(ただ、焼きそばが入っているので、炭水化物が多いことには違いないと思います)

ジューシーなお好み焼きソースが、アツアツの生地の中の野菜や焼きそばに染み渡り、香ばしさが口いっぱいに広がります。

昔訪れた観光客向けの店より、繊細な味で確実に美味しいです。

繰り返しますが、店のお客さんはほとんどが地元の人で、常連客も多くいるようです。
そのせいかいつ来ても、観光客が集まる店にありがちなせわしなさが感じられません。
昭和風情でゆったりと時間が流れているような、落ち着きとかすかな懐かしさを感じます。

時にはそんなゆったりした空間の中で、見知らぬ客同士楽しくおしゃべりが始まります。
私も居合わせたおじさんたちと、カープの話で盛り上がってしましました(笑)。
そう、私は広島カープファンで、野球目的でたびたび広島を訪れているのです。

広島旅行の際は、てっ平さんのお好み焼きはいかがでしょうか?
駅から近いので、観光客にも訪れやすいと思います。




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