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明け方の人工衛星

高校生の時に新聞配達のバイトをしていた。 当時は野球部に所属し、朝練の前にお金を稼ごうという安易な気持ちから 朝活はスタート。 後に野球部は辞め、新聞配達は続いた。 秋が過ぎて冬の匂いがする頃から、驚くほど早朝は星が綺麗に見えます。 何度も声を上げたくなるほど長く強く光を放つ流れ星を見かけた。 ちょっとだけ新聞配達に慣れてきた頃、 星と同じようにひかり、流れ星よりも超ゆっくりと移動する物体を発見 した。 えっ?! UFO?? じっとその物体の行き先を目で追った。 ゆっくりとま

    • 朝活始めます

      作曲家F.プーランク は一貫して朝の光の中でしか作曲の作業をしなかった村上春樹の「意味がなければスイングはない」の中で書かれていた情報だ。 僕は学生時代ずっと早朝新聞配達のバイトをしていて、おかげでサクソフォンも買えたし、フランスにも留学できた。 朝活はその頃からどちらかというと得意な方だったと思う。 新聞配達を早々に終えて帰宅し、テレビを付けるとパリの風景とプーランクの「愛の小径」が流れていた。 特にこの時聴いた「愛の小径」は印象に残っている。今思うと憧れのパリというだけで

    明け方の人工衛星