FX相場分析(2023/3/18)
🦉 先週の振り返り
先週の狙いは債券金利ダウンによるドル安相場。
ドル円の狙いは予想通りといったところですが、別の要因が出てきましたね。
「すべての預金者は全額保護」というのは、見方を変えれば金融緩和と同じことですので、これもいわばドル安材料。
先週のブログを書く時点で、このニュースは結局ドル安な流れに他ならないと思ってたのであんまり気にしてなかったのですが、ここで飛び火したのがクレディスイス。
クレディスイスは今までも問題に上がってましたし、ずっと右肩下がりですので、「何を今更」感がすごかったのですが、おかげさまでユーロ爆安相場になってしまいました。
結果としてユーロドルが大幅に下がってしまい、こちらの予想は大きく外れる展開に終わってしまいました。
破綻した銀行はあくまで地銀レベルの銀行ですが、クレディスイスとなると世界に与える影響度はもっと大きなものになります。
このブログを書いてる時点で買収の話が既に上がってますが、影響度の大きいクレディスイスのような銀行は救済されることを前提に考えた方が良さそうですね。
🔥来週以降の狙い目
来週(20日週)は銀行破綻の問題で大きく売られたところの買い戻し調整が出てくるんじゃないかと思ってます。
とはいえ、まだ完全に解決してませんので、投資家心理が改善しない限り大きな調整にはならなそうですが。
✅USDJPY(ドル円)
🦉 確認ポイント
👉 ショートポジションの偏り
銀行問題がある以上、ポジションの優位性がショートに偏っているのはわかるのですが、偏りすぎるとロスカット狙いの調整が起きかねないです。
銀行問題もずっと燻り続けるなんてことはないでしょうから、火消しのタイミングで大きく上昇することは十分考えられます。来週FOMCですので、何かしらの火消しをしてくる可能性は高いです。
日米の10年債金利ですが、日米ともに下がってますのでいまだに3%以上は開いたままです。前回のブログに書いたことを元に考えると底は近いと思われます。
🦉 エントリーの狙い目
👉 130円を背にロング
🦉 ターゲットレンジ
👉 利確ライン:133円
✅注目材料ニュース
ポイントは火消しの材料になるかどうかです。
火消しにならなければ、ドル高・円高・ユーロ安・フラン安の見方が継続で良いでしょうが、まぁ火消しネタが出ない可能性の方が低いと見てますので、大きな逆行には気をつけたいですね。
🔥要注意ポイント
上記でお伝えしたように、銀行問題の火消しネタが次週は出てくる可能性が高いので、大きな逆行には気をつけた方が良いです。
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