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FX相場分析(2023/3/11)

🦉 先週の振り返り

先週の大きな狙いはドル高調整によるドル円ロングのロスカット。月曜日の初動は思惑通り、ドル円ロングがロスカットされる場面となりましたが、昼くらいから一気に切り返しのキツイ始まりとなってしまいました。

予想していた利確のラインは最終的に金曜日の雇用統計後に予想的中という感じで終わりました。

1週間を通して見てみると重要指標も多く、ポジション調整的な動きがほとんどで10年米国債利回りとは相関を感じさせない動きでしたね。

具体的には「利回りのup&down」に相場がついていく…というよりも、

下がったらドルの押し目買い、上がったらドルの戻り売りという感じで逆張りに使われてそう…というような印象を受けました。

こういう調整相場でまともにトレードして勝つのはかなり難易度が高めです。

🔥来週以降の狙い目

雇用統計後、米国10年債の金利は大幅に下げました。

🔺米国債10年利回り 日足

次週の狙い目は引き続きのドル高調整相場

ただし、FOMCが控えているため、急騰急落には引き続き気をつけたいところ。

✅EURUSD(ユーロ・ドル)

🔺ユーロドル(日足)

🦉 確認ポイント

👉 直近でダブルボトムっぽい動き
👉 MACDのゴールデンクロス手前

直近相場のドル高調整のおかげで、チャート自体はダブルボトムっぽい形に変化し、MACDはゴールデンクロス手前な感じになってます。

ユーロドルに関してはエリオット波動の第3波を追いかけるというより、これから仮に上昇したら、上の節目に1.1がありますので、そこが意識される展開になりそうです。

🦉 エントリーの狙い目

👉 1.060~打診買い
👉 1.058~1.060での押し目買い

🦉 ターゲットレンジ

👉 利確ライン:1.10

✅USDJPY(ドル円)

🔺ヒロセ通商 USDJPY(4時間足)

🦉 確認ポイント

👉 135円の節目割れ

節目の135円を割れ先週の予想通り134円前半までレートは付けましたが、来週も引き続き上値は重たい展開になりそう。

135円前半をレジスタンスに来週も戻り売りが優勢になると思われる。

🦉 エントリーの狙い目

👉 135円前半で戻り売り

🦉 ターゲットレンジ

👉 利確ライン:133円

✅注目材料ニュース

特になし

🔥要注意ポイント

🔺外為どっとこむYouTube Live配信中の画面

この画像は日米金利差をもとにドル円の適正価格を表にしたもの。横軸が日米金利の金利差を表し、縦軸がドル円のレートを示している。

これが絶対こうなるというものではないが、1つの判断材料にはしておきたいところ。

ブログを書いている今の米金利は大体3.7%、日本の金利は0.4%前半なので金利差は3.3%台となる。となると今のドル円の適正価格は130〜135円の間になるということだ。

結論として言えるのは、金利差が3.5%を超えない限りはドル円の上昇圧力が弱いということ。

先週に米国10年債の利回りは大きく下げたので、来週もドル高調整に十分期待がもてるということになる。

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