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⑦発症したのはいつ頃だろう

身体を怪しみ始め、疑い始めたのは、40歳を過ぎた頃。
地元の神社の厄年の行事で同年の男子で集まり、いろいろと行事をするなかで、祭りで体力・筋力を超使って、みんなとのあまりの筋力の差を認識したんです。
(会社の同期は何人もいるけど、スポーツが苦手なので積極的にスポーツはせず、重い物を運び仕事じゃないのもあって比べることもなく)
一連の行事を終えて、最後に神主さんからお言葉をいただき、病院で診てもらう決意をしたんです。

『厄年だから病気になるのではなく、厄年ということで自分自身を見直すことで発見できている』

で、診断を受け、「球脊髄性筋萎縮症」の確定診断を受けました。
その時は、この数年前から発症した、と考えました。

確定診断を受け、10年以上過ぎると、モヤモヤと。
あれ?もしかして?小さい頃から?

小学校で水泳の授業の後に、身体を水で流す時に、おでこをぶつけ数センチほど切りました。
だけど、何故ぶつけたか、はっきりわからない。
足元を滑らせた、と言いました・・・
今思えば、疲れで、膝折れかもしれない。

中学生の体育の授業で、男子2人組で柔軟。
相手の男子から「女みたいな尻やなぁ。ふにゃふにゃ。」と。
その時は、なんでコイツ女の尻を知ってんの?というドキドキでした。
今思えば、この年から筋力差が。

高校の体育会系の部活動。
いくつかの部をお試し入部しましたが、ただのランニングぐらいなんだけど、3日目から筋肉痛とは思えない倦怠感を感じて続けられず。
今思えば、筋肉を再生する能力が足りなかったのかも。

社会人になって、30歳代の東京出張の途中。
往きの新幹線を降りて、ホームからの大きな階段を降っている途中で転倒。
踏み外したような思いもなく、なぜ?なにが?という動揺ばかり。
今思えば、膝折れだったのかも。

これ以降、膝折れは珍しくないことに、数も増えていく。

30歳代後半、会社のスキー部の旅行で。
1日終える前に、疲労で切り上げ、宿まで帰る途中で。
スキーを肩に担ぎ、スキー靴で歩いている途中で、脚に力が入らず転倒。
転倒してから、立ち上がろうとしたが、何度も何度も何度も繰り返すが立てず。
何度か頑張って、汗でビチョビチョになりながら、なんとか立った。
だけど、1時間後にはそれほどの疲労感はない。
今思えば、筋力を使い切ったのかも。

個人的な感想。
結構自信がある自論。
生まれた時から発症してる。
小さい頃は、筋肉の萎縮より成長が大きく大きく勝っているので思いもよらない。
年齢を重ねるうちに、成長が負けて、萎縮が勝って目立ってくるだけではないか。

では