【MSL日和】MSL第5戦

対局相手

frontareさん:言わずとしれた魂天さん。友人戦や大会戦でご一緒したことはありますが、偏った個性は感じられず、ただただ隙がなくお強いというイメージ

藁科あおいさん:frontareさんのお弟子さんで、高いレベルで安定しており、やや和了に積極的で攻撃的なイメージ。元気で可愛らしい

一億総活躍社会さん:初対局につきイメージなしですが、高齢化社会である日本にとってはピッタリなお名前だと思います


東一局

配牌はどちらかというとイマイチ。
リーチ手順でピンフ、狙えたら456三色かな……とか考えてたら字牌整理も終わらないうちに上家が5巡目にリーチ、2巡後にツモ。
3900オールといきなり厳しいスタート。

東一局一本場

配牌はさっきよりマシだけど打点は望めなさそう。
あおいさんに勢い付かれるとキツそうなので發のみでも良いからスピード勝負で流したい。

上家のリーチ後、2鳴きでテンパイまで行くもフリテンに構えて上がり逃し。
次巡に待ちを変えてフリテン解除も追い掛けた対面が上家に放銃で間に合わず。

東一局二本場

それほど良くも悪くも無い配牌、イメージ湧かないので手なり進行。

ある程度ツモが寄ったのでピンフ進行も上家がまた早いリーチ、すぐに対面も追っかけ。
今回はなかなか窮屈な対局を強いられるなぁ……

無理することなく回しながら何とかテンパイ。
上家から2600の出あがりは我ながら上出来。

東二局

ダブ東トイツと赤一枚のまずまずの配牌、鳴きで5800速攻勝負にて連荘を目指す。
ただ、6巡目にまたしても上家からリーチ。
4連続リーチとか手が良いのもあるだろうけど攻撃的だなぁ……
おかげで速攻叶わず、また回しながらの窮屈な麻雀に。

【問題の一打】
回しながらもドラが集まり中も重なる高打点の手に。
ただ、テンパイ叶わずハイテイ手前まで来てしまう。
そして最後のチャンスで上家から絶好の6s。
57sチーで受けて現物の8s切りでテンパイし、限りなく低いものの和了の可能性も……と考えながら「チー!」

あれ?
なんで45sで受けてるの?
浮いたドラの4s切らなきゃテンパイとれないんだけどこれ通ってないし、というか危険牌だし……
という痛恨の鳴き選択ミス。
まだ上がれる巡目なら4s押すんだけど、テンパイ取るためだけにそれは無理……ということで8s切りノーテン。
ちょっとした操作ミスで1500のプラスが1000のマイナスに……
もう二度と同じことはしません!

東三局

役牌アンコでリャンシャンテン、チャンタも余裕の良配牌!
なのにツモが全く寄らず12巡目もリャンシャンテン。
対面リーチ後に上家が放銃。
自分の河や鳴ける牌全てタラレバしてみてもイーシャンテンまでだったから仕方ないかな……

東四局

心踊らない配牌。
とりあえずタンヤオ狙い、

上家が早々に仕掛けてあっと言う間に怖い3副露。
第一打と手出しの3pで染めは無いと予想。
ただ、勝負する手ではないのでベタオリ。
上家が1300・2600でツモ上がりお見事。

南一局

メンツはないもののターツが豊富なタンピン手で、456の三色も見やすい。
ここは素直に打つ。
が、5巡目に対面からのリーチで防戦一方。
対面がラスから2着浮上の3000・6000ツモお見事。

南二局

さっきと似たような手で、リーチ手順の345三色が本線かな。
ここは南場の親だし確定なら鳴いてでも上がりたい。
が、7巡目に下家から先制リーチで手を止められる。

南場の親で三着なので、何とかキープしたいと回しながらもちょこちょこと勝負。
ただ、さすがにこの5pは許してもらえなかった。
後から見ると、テンパイでもないしこの巡目では厳しく、ここは打1pだと思われ。

ドラ3になって色気が出過ぎた代償はラスおちの7700直撃でした。

南三局

良くも悪くも無い配牌、今回はこんなのばかりだなぁ……
チートイ見ながら789の三色を見る。
ただ、ここからfrontareさんの流れに。
7巡目に下家が対面からサクッと2900の出あがり。
これでラスの私は3着との差が13700点の苦しい展開。

南三局一本場

いや、だから配牌良く無いんよ……
鳴いて打点の取れる手ではないので面前で手なり進行。
テンパイする間もなく、またしても下家が対面から2900の出あがり。
私としては3着との差が11000点に縮んだから良しとしようかな。

南三局二本場

テンパイは早そうな配牌。
ただ、ドラでも重ならないと打点は厳しそう。
素直にタンヤオ進行。

ここでテンパイ。
タンヤオドラ1、カン3sと厳しい待ちだけど打点欲しいのでリーチ。
結果、13巡目に下家に2900の放銃。
三連続2900の上がりでfrontareさんがトップに。
そして私は3着との差が15500点とまた広がってしまう。

南三局三本場

本当に良くも悪くも無い配牌ばかりだなぁ……
とりあえずピンフ手で進行。

ただ、珍しくツモの流れは良く、7巡目でメンピンイーペーをテンパイ。
もちろん即リーチ。
が、すぐ後に下家が白のみでツモ上がり、見事に流される。

南三局四本場

相変わらずの良くも悪くも無い配牌。
いつも通りピンフ進行。

ツモはそこそこ良く、高めだと三色も付くピンフでテンパイ。
もちろん即リーチ。
ただ、そこから進展は無くこのまま流局かぁ……と思ってた最後のツモ。

見事に高めの5s、しかも赤。
裏は乗らなかったものの跳満となり100点差の3着に浮上。
実力ではないものの、こういうドラマチックな流れはやはり嬉しい。(もちろん上がる立場で)

南四局

相変わらず(以下略)
この手では着順アップは望めなさそうなのでスピード重視でタンヤオ進行。
対面以外が張ったら即オリ選択。
10巡目に下家リーチに、下りれないラスの対面が一発放銃で終局。

総評

結果は3着でしたが、ラスでもおかしくない流れでした。
前半はあおいさん、後半はfrontareさんの流れの中、南三局の跳満ツモのラス回避だけが唯一の救い。
ただ、鳴きの選択ミスや、frontareさんへの7700の放銃はかなりの反省点でした。

個人的には師弟の熱い戦いを間近で見れたのは良かったなぁ。
正直、あおいさんの勝ちかなと思ってたのですが、キッチリ追い込んで差しきったfrontareさんはさすがの一言でした!

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