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マル秘展 視覚化のヒント

六本木・東京ミッドタウンの21_21 DESIGN SIGHTで11月22日〜翌2020年3月8日まで開催中の「㊙︎展 めったに見られないデザイナー達の原画」。

通常の展示会であれば完成品が置かれるが、このマル秘展では完成品はほとんど無い。26名のデザイナー達が作品を完成させるまでのスケッチ、図面、模型など創作過程の「秘められた部分」に焦点を当てている。

私はデザイナーではないが、複雑なことを分かりやすくシンプルに視覚化することを意識してSNSで情報発信を続けてきたため、視覚化のヒントを得られないかと来場した。その中で、特に関心が湧いた2人の作品を中心に紹介していきたい。
*マル秘展は一部の作品を除いて、写真撮影やSNS投稿が許可(というか推奨)されている

内藤廣氏(建築家)

「25673 3.11のオマージュ」
東日本大震災の死者・行方不明者数(2011年5月11日時点)である25673がひたすらドットで打たれている。

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「大家族の解体プロセス」
家系図に家の形を重ねることで一つの家族が解体され、別の家族を形成していく様子が一目で分かる。

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「デザインの領域の再構成」
カテゴリーの再整理。渦のように全てが巻き込まれている。

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「ArchitectureとDesign」
2つの言葉の再定義。Architectureはモノ寄り、Designはヒト寄り。

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原研哉氏(グラフィックデザイナー)

「構想のためのスケッチ」
社会やサービスの構想3点。

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その他

川上元美氏(デザイナー)
「カーボンチュア 1/1 モックアップモデル」
カーボンラケットの技術を活かした椅子。

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伊藤隆道氏(造形家)
「試作」

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