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夕焼けと終わりかけの桜をX100Fで撮る⑵

4月の中旬ぐらいに松山城に行った時の写真です。⑴の続きです。


⒈お城へ登る道からの夕焼け

二の丸史跡庭園を後にして、本格的にお城へ登り始めました。いつも私が通る登山道は石段が多く、とても運動になる道です。息も上がりますが、休み休み、夕焼けが木々の間から見える時は立ち止まりながら登っています。この日もちょうど、そんな日でした。

登山道から西側を望む

↑西陽が手前の枝や葉っぱを照らしている瞬間を撮ろうとそこにピントを合わせてますが、ちょっとよく見えない。でも逆に、後ろ側の木ぎにピントが当たっていなくて、ぼやっとした背景とオレンジ色の西陽とフレアが、その時見て感じた、西陽の綺麗さと暖かさを表現してくれているような1枚です。

登山道から西側を望む

さえぎる木々があっても、しっかり届いてくる西陽の強さ、暖かさ、みたいなのを感じながら、KodakGold200のレシピの色あいで撮っていくと、ゴールドな西陽の雰囲気が好きになっていくのが不思議です。

⒉葉っぱに降り注ぐ西陽

登山道の西側の木々の間から注がれる西陽を見ながら登っていると、その西陽が木々の葉っぱを照らしている様子が感じられて、近寄りました。KodakGold200のレシピで撮ると、緑の葉っぱも黄色寄りの色味になります。その色と黄金色に輝く西陽を一緒にフレームに入れたいと思って、角度を変えながら撮ってみました↓。

登山道から西側を望む

横にピンと伸びた枝についた、広がった葉っぱがかわいい様子だったので、それと輝く西陽と、背景には少し雑雑した木々↓。

登山道から西側を望む

近づきすぎると、マクロによりすぎると、X100Fの35mmが生かせてない気がして、もう一度引きの位置に戻りつつ、照らす西陽とその光を受けている葉っぱを入れました↓。

登山道から西側を望む

KodakGold200のレシピのおかげで、西陽の光にゴールド系の色がついて、より一層、光の働きが可視化されて、その瞬間に進行される光の世界を発見できて、そこに集中できた時間でした。

登山道から西側を望む

西陽が小さな、なんでもない木の葉っぱにまで届いている、その瞬間。ちょうどいい具合に入ってきたフレアを入れてみました。

⒊桜の老木と夕焼け

登山道を登り切り、天守へと向かう最後の坂道を進むと、天守の門の前に少し広場があって、そこに桜の老木があります。ここからの瀬戸内の眺望と夕焼けがとてもいい雰囲気で、桜の老木と一緒に入れてみました↓。

天守閣前の広場から

この日は天気が良かったのもあり、夕焼けもしっかり焼けていて、遠方の瀬戸内海のサンセットロードも見えていました↓。

天守閣前の広場から

夕焼けの空が青からオレンジにグラデーションしているのが綺麗でした。

⒋山頂広場からの夕焼けと終盤の桜

山頂広場に登ってきました。この日は夕焼けが綺麗だったせいか、いつもより足を止めて夕陽を眺めている方がいました。

山頂広場にて瀬戸内方面望む

桜は大分散ってしまったようですが、まだかすかに花びらが残っていました。沈んでいく夕陽、少しピンク色になってきた夕焼け空と、散り際のピンクの花びらがかわいい感じでした↓。

山頂広場にて瀬戸内方面望む

もう少し花が残っているところを見つけました↓。

山頂広場にて瀬戸内方面望む

カップルで眺めるのもいいですね↓

山頂広場にて瀬戸内方面望む

⒌散っていく花びら

山頂広場の奥の方へ移動すると、まさにその瞬間、散っている桜の花びらと夕焼け空のスポットがありました。連写設定に変えて、散るのを少し待ち構えてみました。

山頂広場にて瀬戸内方面望む

⒍ニャンコと夜桜

天守閣の裏側を一周して、天守閣の入り口辺りに戻ってきたら、にゃんこがエサ待ちなのか、待機していました。

山頂広場にて瀬戸内方面望む

ピンク色の夕焼け空と夜桜、ニャンコのシルエットがかわいい瞬間でした。

⒎今回のカメラの設定など

今回の写真は全部、KodakGold200のレシピで撮影しました。

↑ソースページ。
次回はまた、PhotoProjectに戻り撮り溜めている写真を、頭の整理も兼ねて投稿するか、自身がモデルをしたTシャツ撮影の話にしようと思います。

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