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ドラマ「海に降る」を観て研究者の道について考えてみた

こんにちは、柊です。

怒涛のテストラッシュになるとついつい現実逃避をして、ドラマを観まくってしまいます。この時期の国立獣医学生は非常に疲れ果てているので、見かけた際には変なやつだと思わずにそっとしてくださると嬉しいです笑

物語のあらすじ

主人公は有村架純さん演じる天谷深雪。海版のJAXAである、JAMSTECで有人潜水調査船「しんかい6500」のパイロットを目指している。目標は亡き父天谷厚志(時任三郎さん)がJAMSTECで研究していた、存在するかもしれない現象「深海の宇宙」を見に行くという約束を果たすこと。

そんな中、石堂将司(遠藤憲一さん)がJAMSTECに現れ、資源開発の研究だけに力を入れた強引な改革を推し進めていく。様々な問題に立ち向かいながら、今まで通りのJAMSTECを守るため、そして、父との約束を果たすために奮闘する、といったストーリー。

物語の特徴

印象としてはドラマと映画のいいとこどりといった感じ。ドラマと言いつつも、セリフが少なく役者さん達の雰囲気で語られるシーンが多かったように感じました。

その一方で、1話ごとにわかりやすく問題が生じ、それを解決するという構成になっていて、とても観やすかったです。

内容的には、次どのように話が進むのか、簡単に予想できてしまう構成でした。しかし、僕は最終話で大号泣してしまいました(テスト勉強で疲れ果てていたことが原因かもしれませんが)。これは、わかりやすいストーリー展開だけに、感情移入がしやすかったのではないかと思っています。

知名度が低く、専門性の高い題材でありながら、わかりやすいストーリーと映画に近い雰囲気でとても面白いドラマでした。

物語を観て思ったこと

国立の研究者も大変なのだなぁ。

国立研究開発法人海洋研究開発機構、通称JAMSTECはその名の通り、国立の研究施設。つまり、海洋に関するエリート中のエリートが集まる場所、ということ。

ドラマ中ではそんなエリートたちが、研究したり、談笑したり、研究をバカにされたり、干されたりしている。エリートであっても、自分の研究を続けていくことが困難になることもあるのだなと、研究者の生活が少しだけわかったようなわからなかったような。

将来、獣医師として研究者の道に進むのもありかなと思っている僕としては、少しだけ研究者とはなんなのか、学べたような気がする。

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