見出し画像

シガーボックスを塗装する①

シガーボックスというジャグリング道具をショーで使っています。3つ並べて使うアレです。

今回はこの縁にテープを貼った「いかにもシガーボックス」なデザイン(もちろん耐久性とかいろいろ理にかなったデザインなのですが)を脱却することを目指して塗装をしていきます。

まずまっさらな状態の木箱に240番の紙ヤスリをかけます。

画像8

「ヤスリがけ」それは私がこの世で最も苦手な行為です。

昔からヤスリのザラザラに触れると「ゾワゾワ」っとして鳥肌が止まらないんです。誰かが爪切りのヤスリを使っているのを見るのも、音を聞くのも、想像するのも、ムリなんです。紙やすりで言うところの320番が耐えられる境界線で、それ以下の粗い目はアウトです。

しかし大事な行程なので、ものすごく我慢して鳥肌を立てながら、全ての面を丁寧に研磨します。なんとか磨き終えたら、不要なTシャツの切れ端で木粉を拭って、いよいよ塗りますよ。

画像7

家の道具箱から使いかけの「ウレタンニス」が4色見つかりました。シガーボックスは耐久性が命なので、強い塗膜を作るウレタンニスが最適です。色は残量の多いオールナットにしましょう。

画像8

画像4

塗り重ねていくので多少のムラは気にぜずに。スプレー塗料のキャップがちょうどいい置き場になりました。

画像5

90分乾燥させたら400番の紙ヤスリで磨きます。艶を出すために必要な作業です。400番はザラザラ感がかなり減るので大丈夫です。鳥肌も立ちません。

画像6

そして2度目の塗りです。

画像7

うーん。。イメージしてた色とちょっと違う。。。もっと濃くしたい。

ブラックが少し残っているので塗り重ねてみましょうか。

画像8

3度塗り

いい感じなのでもう一度ブラックを重ねます。

4度塗り

もうちょい深みが欲しい。マホガニーを足してみましょうか。これで計5度塗り。完全に迷走してます。

マホガニー

5度塗り

ようやくいい色艶になりました。満足です。でもまだ完成ではないのですよ。

つづく。



よろしければ投げ銭のサポートをお願いします!