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PVSF2022Sで作った「黒塗り世界宛て書簡」のPVについてkmkk

どうもこんにちは、JUb31(読み方:ジュウベイ)といいます
今回は以下にある黒塗り世界宛て書簡のPVの設定等を話していこうと思います

作品について


技術面については気が向いたら後に解説しようと思います
今回こういうPVの祭典に出すということでかなりどうしたらいい作品になるのかを考えた上で制作に臨みました
参考にした動画はこちらとなります

それでは始めます

冒頭のテープレコーダー

Studer A820

最初のStuder A820というテープレコーダーが出てきますが、楽曲のチェックを役所の人間がチェックするという表現なのとピアノがローファイでクラシックっぽかったのでテープレコーダーを採用しました
Studer A820はかなり有名で昔テープの時代よく使われてた名機です

ゴジラをオマージュしたOP

ゴジラのオマージュOP

タイトルで白黒の映像に黒で塗りつぶされるシーンは2014年公開のGODZILLAという映画のオープニングのパロディーでなぜこれをやったのかというと黒く塗りつぶすということは検閲、検閲はやっぱり都合の悪いことを伏せるということでかなり文とかを考えました。文法は正しいかどうかは不安ですが一応全部はずした状態のものを一応載せておきます

冒頭に出てきた書類たちとその伏線

途中の書類や新聞はinkscapeというソフトで作りました、AviUtlでやる方もいるかも知れませんが、作業効率を考える上でinkscapeを採用しました

さらには最近追加されたページ機能でより作りやすくなりました
まずはiPhoneでとった最終警告書に「EAT SHIT」という文を書いて送り返すというパートで作成したものから見せようと思います

作者のくせにめっちゃ怖がってる、怖くてトイレに行くことすらままならなかったことがある

多分独裁国家でも優しめかも..…とりあえずこれ以上こういう反逆をしようものなら次はないぞという警告です

町ごと焼却😱...…

これ倉庫を燃やしたあとに会議用に作成した書類という設定ですが革命の流れが来ようとしている危機感がにじみ出ています、抑止力で見せしめをしても革命の士気はそう簡単に収まることを知りませんね....…とある国ではそうはいかないらしいけど

プロパガンダー♪、プロパガンダー♪

新聞の内容ですね、文章力の拙さが出てますね..…勉強しないと
本当は役所の人間がガソリンで爆発起こして○したのにあたかも自殺と表現する、かなり優しかったりみんな和気あいあいしてますとどこぞの国の国営放送とかでよくある話ですがあれも指導者監修で都合のいいことしか載せないのでヒ素入りスープ(■の盃をあおったほうがマシだね)の件で心中しようとしているのを政府の人間が助けてくれて政府に感謝してるような文面ありますけどこれホンマすかね?真実は闇の中そして町ごと爆破するシーンの伏線がいよいよ回収されます

発行許可証


ドッカ~ン

街ごと爆破するシーンですね、一応わかりやすいようにはしたのですが、どうして爆発したのかは

ミスト装置

新聞のシーンで熱中症(ここ最近暑さひどかった)を対策するためにミスト噴射装置を町に取り付けますよと言っていましたが実は反町に未回収のブツが残ってるから町ごと燃やそうという考えにいたり夜にガソリンを散布して火をつけて爆破しびっくりして逃げ惑う者たちを銃●するというかなり非人道的なやり方、まあ、これはどういう形でみんなが知るかはご想像におまかせします

ファイト・クラブっていう映画から着想を得たって?どゆこと?

ネタバレにならないように細心の注意をはらってはいますがやはり映画を見るに越したことはありません

ファイト・クラブは名作中の名作

これも伏線の一部ですがあえて右上に黒いボツがあるがこれは昔フィルムで映画を上映するのが主流だった当時2台の映写機にリールをセットして片方の巻がおわると切り替える必要がありこの合図をもとに映写機を切り替えます(一部自動でやるところもあったみたいですが)
地球に黒い液体がかかるのは黒塗りで下のポストはエ●本とかを道に捨てないよう設置された白ポストというものですが「表現規制=検閲」ということで置きました
じつはこれも一種のメッセージですがこれについては後に説明しようと思います

ここらへんは■以外■んで■った■溜めを表現するため規制音を解除したらこんな歌詞だろうなっていう動画を参考に作りました、これもフィルムを意識してます

黒塗りと言ったらこれ

最後らへんに一瞬中指が現れてPVSF鯖ではサブリミナル中指と言われたほどですがこの曲規制音のモールス信号で遠回しにFuck Youと言ってるのをどう表現しようってなって

ゴジラのパロがフィルム風→こっそりを映像で表現できるのはこれ→ファイト・クラブのオマージュ

あとはフィルム一応上映許可をもらってる設定だけど上映用に映画館で映写師がカットしてテープではっつけるんですよファイトクラブではタイラーという人物がファミリー向けの映画にエ●いフィルムの一コマ(昔はポルノ物を映画館で上映してたらしい)を差し込んで楽しんでました、ある種の社会に対する反抗みたいな(ファイト・クラブは絶対見るべき)まあ、いくら目を張り巡らせたところで見えないところで色々小細工できるんだよというメッセージで多分動画の舞台の政府かなりこれにお怒りだと思うけど、政府は大概どころの話やないと思う

ぎゃぁあああああああああああああああ

流石に血が出る画像は乗せるの遠慮しました

最後にPVSFのロゴが出たあと血で画面が埋まって上の画像のようになったのですが(グロが苦手な方いたらそれはすみませんでした)色合いが最初と違うのおわかりでしょうか?これはまた検査して問題が発見(モールス信号)され、映画館に押しかけ映写師を...…
これはいたちごっこを表現していて対立してお互いが潰し合うような状況は悲劇しか生まないというメッセージを込めました(カラコレサボったなんて口が裂けても言えない)
そして雑音、いつになったら世界は平和になるのでしょうか。

最後に

今回はPVSF2022Sに参加するという貴重な機会を誠にありがとうございました、現在もある独裁国家や表現規制という社会問題などにフォーカスしてPVを制作しました、いつしか世界中の誰もが平和で和気あいあいと過ごせるように祈ってこれからも活動をしていこうと思います。!!

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