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AWS Certified Database - Specialty(DBS-C01)を受けた後に食べた〆鯖が感動的な味でした

こんにちは、エンジニアのすずきです。
タイトルは釣り(鯖だけに)で、ただの資格取得報告記事です。

2023/3/18にDBS-C01を受けてきました。
自社サービス「OPTEMO」の正式リリースから半年経ち、お客さまが徐々に増えてきた中で、将来的な大量アクセスへの対策が開発における一つの課題となっています。
そんな状況で、AWSのデータベース関連サービスについて詳しくなっておいても損はなさそうだと思ったので、2週間ぶり3度目のテストセンターへ行ってきました。

合格自慢だけ書くのもあれなので、おまけとして試験前に見返したいAuroraのRDSとの相違点について、実際にまとめたメモも載せます。

試験結果

816/1000 (合格点750)で合格しました。

試験後の感触と同じくらい

他のSpecialy(MLS, SCS)とほぼ同じ時間配分で、1周目を解いた段階で120分余り、2周目の見返しで60分残しで退出しました。
1週目で回答に迷った問題は65問中32問で、SCS(42問)ほどの絶望感はありませんでした。

勉強内容

SCSと同様に、要点整理から攻略するシリーズを1周読んだ後、以下の問題を解きました。

  • TechStockの問題(全126問)を6周(126→126→118→64→30→5→0)。

  • 要点整理から攻略する『AWS認定 データベース -専門知識』の巻末問題(全65問)を4周(65→45→28→5→0)。

  • Exam Readiness: AWS Certified Database – Specialty (Japanese)の練習問題(全17問)を3周(17→11→6→0)。

  • AWS Certified Database - Specialty Official Practice Question Set(全20問)を4周(20→16→9→6→0)。

TechStockの問題数が少なかったので、演習量を増やすためにいろんなところから問題をかき集めました。合格するには十分な問題量でした。
総学習時間は16時間(2時間×8日)でした。

試験を受けた感想

RDB(Aurora, RDS)が3割、NoSQL(DynamoDB)が3割、データ移行(CloudFormation, DMS, SCT)まわりが3割、その他(Neptune, ElastiCache, QLDBが1~2問ずつ)1割という感じでした。RedshiftとDocumentDBについては単語さえでてきませんでした。
AuroraとRDSの違いやDynamoDBの基本事項を抑えておけば普通に解けるような問題が多かった印象です。DynamoDBのWCU計算問題もありました。

これまで受けた試験の体感難易度は以下のような感じです。
SCS>>>SAA>DBS>MLS

おまけ:AuroraのRDSとの違い

試験前に見返す用のメモとしてご活用いただければ幸いです。

  • インスタンスとストレージ(クラスターボリューム)が分離されている。

  • 分離されていることから、クエリを並列化してパフォーマンス向上ができる。

  • RDSのスタンバイインスタンスとリードレプリカを兼ねた、Auroraレプリカをもつ。

  • Auroraレプリカの最大数は15。RDSリードレプリカの最大数は5。

  • ストレージタイプと容量の指定は必要ない。料金は使用分のみ発生する。

  • インスタンスタイプはRDSと同様に指定するが、指定不要でCPUやメモリを自動スケールするAurora Serverlessもある。

  • Advanced Auditingという独自の監査機能がある。 CONNECTなどのパラメータに記録が出力される。

  • DBクラスターパラメータグループでバイナリログやS3との連携設定ができる。

  • ダウンタイムなしでパッチ適用できるZDP機能がある。

  • 5分以内にPITRで復元でき、RDSの5分よりも短い。

  • SQLクエリ形式でS3へデータをエクスポートできる。

  • CloudWatchメトリクスにクラスターメトリクス(ストレージ使用量、IOPS)とインスタンスメトリクス(CPU/メモリ使用率)の2種類がある。

  • 障害挿入クエリでインスタンスやストレージの障害を意図的に発生させられる。

  • データベースアクティビティストリームで、データ接続、実行されたSQLコマンド、監査ログなどの情報をリアルタイムでKinesis Data Streamsに連携できる。

  • Aurora MySQLからLambda関数を呼び出せる。

  • SageMaker, ComprehendなどのMLサービスと連携できる。

おわりに

脳をフル活用した後の食事は3割うまいですよね(ぎょうざの満洲より引用)。

幡ヶ谷浜屋本店の料理が美味しかったので共有です。特に〆鯖が感動的で、鶏南蛮のタルタルも上品なお味でございました。写真を取り忘れるという痛恨のミス。

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