見出し画像

中堅・若手の考えるこれからの土木 土木学会誌2024年5月号特集

毎月1日は弊会の会誌である「土木学会誌」の発行日です。
2024年5月号特集は 「中堅・若手の考えるこれからの土木」。以下、特集目次をご案内します。

本特集を通じて、ベテランの方々には若い研究者や技術者が持つ熱い思いの一端を知って頂き、中堅・若手の方々には、自分たちと同世代の人の考え方を知るとともに、それを臆せず発信してもよいのだというメッセージが伝わりましたら。


土木学会誌2024年5月号表紙(表紙写真:山崎エリナ)

中堅・若手の考えるこれからの土木 目次

土木技術者は、人口減少と高齢化、気候変動、激甚災害の増加などの社会変化に直面しています。間もなく、以前の世代よりも少数の私たちがこれらの変化に取り組むことになります。本特集では、若手の存在意義や必要な研究など、これからの土木を担う若手・中堅の思いに迫ります。ベテランも若い世代も、土木の将来についての視点を熟考していただければ幸いです。

www.DeepL.com/Translatorで翻訳

Civil engineers face societal changes, such as de- clining and aging population, climate change, and increasing severe disasters. Shortly, we, a smaller number than previous generations, will tackle these changes. This feature explores the thoughts of young and mid-career professionals who will be- come leaders in the future of civil engineering, cov- ering topics such as the significance of young pro- fessionals and necessary research. We hope that both veterans and younger generations reflect on their perspectives on the future of civil engineering.

ABSTRACT -JSCE Magazine Vol.109 No.5 May 2024

若手有志組織「建コン協会若手の会」の意味・意義を考えてみる
-業界の将来を担う主役は、われわれ若手・中堅世代-

伊藤 昌明((株)オリエンタルコンサルタンツ統括本部人事企画室長)

異分野の人と繰り広げる未来の土木への期待

浅本 晋吾(埼玉大学大学院理工学研究科准教授)

未来に蓄積する仕事

石﨑 裕大(清水建設(株)土木東京支店)

気候変動に対応した未来志向の治水に向けて-100年後の未来を見据えて-

梯 滋郎(国土交通省水管理・国土保全局河川計画課河川計画調整室)

妄想を飛ばし、概念をつなぐ

原 祐輔(東北大学大学院情報科学研究科 准教授)

鼎談|これからの土木を見据えた人材育成、キャリアアップ

鼎談者|山本 塁(東日本旅客鉄道(株)建設工事部企画ユニット)/屋代 瑞希(パシフィックコンサルタンツ(株)東北支社、(一社)土木技術者女性の会)/箕輪 真人((株)リクルート)
司会|天沼 稚香子、大前 慶恵、野口 恭平(土木学会誌編集委員)

異分野からの挑戦-学際を通じて同じ夢を見る-

岡本 圭司(鹿島建設(株)土木管理本部土木技術部)

土木の将来のためのアウトリーチ-若手パワーアップグループの活動を通じて-

三木 拓也((公社)土木学会土木広報センター若手パワーアップグループ)

鼎談|若い目から見るこれからの土木

鼎談者|松本 昌展(千代田化工建設(株)土木設計部)/上田 知弥(京都大学大学院工学研究科社会基盤工学専攻博士後期課程)/松原 帆乃香(立命館大学大学院理工学研究科環境都市専攻博士課程前期課程、土木学会誌編集委員)
司会|峪 龍一、岡本 枝理、野口 恭平(土木学会誌編集委員)

わたしたちの考えるこれからの土木


論説・オピニオン

土木学会誌では毎号、土木技術者はもとより多彩な方々の見解・見識を『論説・オピニオン』として掲載しています。
『論説・オピニオン』では、土木に関わる多様な考え・判断を紹介し、議論を重ねる契機とすることを目的に、社会に対する土木技術者の責務として、社会基盤整備のあり方・重要性、国際社会における我が国の貢献、地球環境・地域環境保全に対する土木技術者の役割、公共事業をめぐる社会問題など土木を取り巻く広範な問題をタイムリーに取り上げています。
2024年5月号掲載の論説・オピニオンは土木学会noteでも公開しています。

土木学会誌からのご案内

アンケートへのご協力をお願いします

学会誌編集委員会では、特集・連載などのアイディアや誌面の改善事項を引き出すとともに、委員のモチベーションアップにつなげることを目的に、毎号アンケートを実施しております。
土木学会誌をお読みになりましたら、ぜひご回答くださいますようお願い申し上げます。

投稿のご案内

土木学会誌編集委員会では、土木学会誌に掲載する記事の原稿を募集しています。投稿要綱はこちらです。

土木学会誌は一般の方でもご購入いただけます

土木学会誌は会員向けの機関誌ではありますが、一般の方でも入手可能です。丸善出版さまで取扱っていただいております。全国の書店へ流通が可能となっておりますので、最寄りの書店様までご注文・お問い合わせください。なお部数には限りがありますので、品切れの際はご容赦ください。

発行後50年経過した学会誌は無料でご覧頂けます

発行後50年が経過した土木学会誌は、土木図書館のデジタルアーカイブスで公開しております。どなたでも無料でご覧頂けますので、ぜひご覧ください。

土木学会誌関連SNS

土木学会誌関連の情報は、ホームページだけでなく各種SNSでも発信しています。こちらもぜひフォローください。

土木学会からのご案内

入会すれば全ての学会誌が

発行後50年未満の土木学会誌は、土木学会個人正会員(学生会員含む)の方であればWEB上ですべてご覧頂けます。
「学会」というと大学の先生や専門の研究者の集まりのように思われがちですが、土木学会は専門家に限らず、土木工学や土木事業に関心がある方であればどなたでも入会可能です。この機会にぜひ入会をご検討ください。

土木学会は、技術・学術・文化・人の融合の場です

公益社団法人として、社会に寄与する技術、学術、文化、人の四輪が融合する場、それが「土木学会」です。現在、学生会員を含めた土木学会個人会員数は約39,000人。土木学会を通じ、さまざまな分野で活躍している会員と交流することができます。
土木学会では、土木の実務や研究に携わる方だけでなく、老若男女・洋の東西を問わず、土木に関心をお持ちのすべての方々の参加をお待ちしております。

学会誌の感想をnoteで書いてみませんか?

個人会員の方、あるいは勤務先が法人会員で職場に学会誌が置いてあるという方、たまたま図書館で見かけたという方、土木学会をお読みになった感想をぜひnoteに投稿ください。土木学会公式noteで運営する「土木学会誌マガジン」に追加させていただきます。投稿の際には「#土木学会誌」「#土木学会誌感想文」のタグをつけていただければ幸いです。



国内有数の工学系団体である土木学会は、「土木工学の進歩および土木事業の発達ならびに土木技術者の資質向上を図り、もって学術文化の進展と社会の発展に寄与する」ことを目指し、さまざまな活動を展開しています。 http://www.jsce.or.jp/