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環境にもやさしいJPRでありたい

こんにちは。JPR広報部の有賀(あるが)です。
雪山を滑り納め、舞い散る桜を肴に一杯飲もうと画策していたら、桜の開花予想日が延びに延びて、呑みそびれそうです。昨年は4月には葉桜だった記憶ですが、今年は平均的な開花日のようでした。
とはいえ、3月に真夏日を記録する日があったりして、乱高下する気温に未来への不安がぬぐえません。

 環境にもやさしいJPRでありたい

今までも、今でも、モノを運ぶことを効率化することは、JPRも他社さまも、誰しもが頑張っていると思います。
効率化が進めば、生産性が向上し、コストが削減できることもありますし、結果的に環境にやさしい物流になります。
ですが、結果的に、もしくは副次的に、環境負荷を低減するだけでは、温暖化を止めることは難しい局面になってきたのではないでしょうか。
私たちは、人にも環境にもやさしい物流を創るJPRでありたい。と考えています。

そこで、突然ですが、 
このたびJPRは環境目標を策定しました。

 私たちは、2030年までに2018年度対比で、自社で排出するCO₂を約42%削減します。
同時に、サービスを通じて排出するCO₂を約28%削減します。

この2点を環境目標として設定しました。
この環境目標は、SBT(Science Based Targets)というパリ協定が求める水準と整合した、温室効果ガス排出削減目標を参考にして策定しています。
基準となる年度を設定し、基準年から5~10年先まで、毎年4.2%以上の削減が要求されています。

https://www.env.go.jp/earth/ondanka/supply_chain/files/SBT_syousai_all_20210810.pdf

環境目標を策定するにあたって

SBTに沿って、環境目標を定めると決めたものの、まずは排出量の実態を把握せねばなりません。
本来のSBTの対象範囲は、二酸化炭素(CO₂)のほか、メタン(CH₄)、一酸化二窒素(N₂O)など約7種類のGHG(温室効果ガス)が対象です。
JPRは、CO₂の測定と削減から始めます。
小さなスタートですが、ここから大きな活動にしていこうと思います。

目標はできた。では、何をするかというと

策定した環境目標はやはり抽象的ですので、目標の実現のためにチャレンジを3つ掲げています。
①   「物流資材のリサイクルの推進」②「サービス提供時の資源の適切な管理と利用」③「サービス提供におけるCO₂排出量の削減」
 
さらにもう少し、具体的な行動計画も策定しました。
例えば、レンタルパレットの製造に使用される再生材割合を30%から51%に増やす。
例えば、(耐久性を維持しつつ)レンタルパレットを軽量化する。
例えば、社用車のエコカー比率をあげる。
例えば、オフィスでの電気消費量を40%削減する。
 
ほかにもいくつか計画がありますが、いずれもJPRにとっては難易度が高い計画です。
そして、これらの目標~チャレンジ~計画を環境レポートにまとめ発行いたしました。

JPR初の環境レポート

チラ見でもしていただければ幸いです。
今週も最後までお読みいただきありがとうございました。