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初体験の感触は・・・

2023年度カイチョ、3年前くらいから、学校関連ではないのですが何人も「実は〇〇ガンで入院してて・・・」とか「夫が手術して・・・」などお話を伺っていたので、PTAでも「みんな自分のことも大事にして!」とお伝えはするものの、なかなか自分のためにお金と時間を使うのは、特に知的障害のある子を育てていると気が乗らないもの。でもやっぱり、自分もやらなくちゃ!と思い立ったのが今年の春。いざ予約して病院に行ったら、なんと行政からきていた助成券が2年前のもので(コラコラ)再度送付していただき、ついにマンモグラフィ初体験してきました~!


とある土曜に予約して、受付を済ませ、レントゲン室へ。うわさに聞くマンモグラフィは、痛いという方がいたり、つらいという方がいたりしますが、わたしはこんなこと考えてました。土曜の朝から、ひとのむねを整えて(これがなかなかの力技、全身の力を使っている感じでした)なるべくすばやく撮影を済ませられるよう工夫しているようで、「はいひじをあげて」「もう一歩右にきましょう」「機械にくっついてください」「前をむいてください」「斜め前を向いて」などと、わかりやすい指示で言葉がけしていることにまず感動。まさに知的障害のある子に「あいまいなことばで話しかけない、指示しない」を地でいっているなぁと感心していたら、あっという間に終わりました。

触診を終えたら、無事終了。初体験の感触は・・・さすがプロ!でした。みなさんもぜひ、ご自分のからだのことも考える機会を作ってください♪ ・・・え?結果が悪かったらイヤだから行きたくないって?気持ちはわかります、でも、あとで後悔する自分の姿、みたくないなぁって、わたしは思ったんです~。いや、やっと思えたんです~。ガン治療だけでなく、貧血、骨粗しょう症、片頭痛など、この10年でずいぶんと医療も進んでいます。

親なきあとについて悩みすぎて、「いま」を逃さないように。健診さえ行く余裕がない!という方、きっとがんばりすぎてます。もう一歩、サービスを使ってみる、サービスがない!という方は、いまの状況を学校や行政に訴えるチャンスかもしれません。これまで先輩保護者たちが声をあげてくださってきたからこそ、今の教育や福祉があるのですから。どんなサービスがあるのかわからない、という方は、それもぜひ、障害関連の福祉課などの行政窓口や、社会福祉協議会等に言ってみる、PTAで招いて話をしてもらう、など、ぜひ動いてみてください。


全国特別支援学校知的障害教育校PTA連合会 2023年度活動内容、および知的障害に関する情報の発信用noteです。