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仕事ってなんだろう?


仕事って?

こんなことを考えたのは、転職活動をしている時のことだ。人生の半分、仕事で費やされるからこそ、楽しい仕事をってよく言うけど、それってわかっていても実現するって難しくない?と思いつつも、そもそも仕事って何だろう?って考えるきっかけになった。

今までそんなにじっくりと考えたことはなかったし、仕事をちゃんとするなんて、社会人になってからだから、こうだ!みたいなものは見えてくるのに時間はかかるけど、色々な人と関わるうちに見えてきたような気がする。

正直、働かなくて済むならそれが一番いい。
極論、言えば、働きたくないし、でも働かないと人生楽しいと思えなさそうだし、そもそも人として成長した?って言えるのか心配。だから、週三回くらいコアタイムだけ働いてみたいな生活ができたらなーなんて思う。その分、自分の趣味とか没頭できることに時間を費やしたい。

何もせずに、お金が入ってくるってある意味、幸せなことだもん(笑)

でも、現実はそうはいかない。

もちろん、そういう方法があるのも確かだが、昔から働くことが当たり前に用意されて、多くの人は働いてお金を得るという手段を選んでいる。

そういう自分もその一人。

なんで、そういう手段が当たり前なのかな?
そう思った時、働くことでしか得られない何かがあるのかも知れないと。

あいにく、まだつかめていないが、人と関わることがキーになるのではないか?仕事って、1人じゃできないし、必ず誰かと関わる。

それは、社内・お客様という感じから、社会貢献という数字では計れない大きさまである。ただ、社会貢献は余りにも大きすぎてリアリティーもないから、まずは目の前の人に対してどれだけいいと思ってもらえるかを基準に動くことで、自分事のように感じられて、最終的に、社会貢献につながるのでは?と思う。

Instagramでたまたま見ていたリールで、マツコ・デラックスさんが仕事を通して、誰かの役に立っているという実感を得られるし、まだ自分はそう感じられてないから、こうしてテレビに出て、仕事をすると言っていた。

仕事って、誰かの役にたつという感覚を一番感じられることなのかもしれないと思った。仕事以上に、あんなにも誰かと関わり、お金をもらうことってないような気がする。

時には割り切った関係性を築くことも、腹の内まで見せたりと、色々な関係性が生まれる。その関係性は面倒に感じる時もあれば、頼もしく思う時もあって、たくさんの感情を経験する。仕事ってなんだろうと思った時、自分が生きている感覚を得ることなのかなと思った。

1人よりも誰かと、誰かとよりもみんなで、数が増えていくことで、嫌なことも嬉しいことも分かる、知る。感情の変化や動きを感じることで、生きている感覚につながっていくのではないだろうか。

人と関わるから余計に、厄介だし、嫌になって自分の殻に閉じこもりたくなる。
でも、いいと思うんだよね。

だって、これだけ嫌というほど人と接しているんだよ、人だけじゃない、自分の感情にも向き合っている。そんな小さな変化に向き合うこと自体、すごいことだし、疲れることだから、殻に閉じこもってもいいと思う。

いっぱい動かした心も体も、全部自分に向けて、メンテナンスするみたいな感じでいいと思う。もっと厄介なこともあって、1人でこもっていても変化も喜びも悲しみも感じにくなるかもしれないということ。

生きている感覚をを感じにくくなってしまう。

結局、人ってだれかと関わっていかないと自分は見えてこないし、自分に閉じこもることも必要になのかなーと思うし、関わりたいと思った時に、むくっと顔を出して、様子見て、指先から始めるでもいい。

ちょっと触れて、戻って、また触れて、戻って、少しずつ顔を出すのでもいいと思う。

素の自分のままだと怖いから、好きを身に纏うことや別の何かを鎧として付けて、生きていく。ちょっと嫌だ、やーめたなんてわがままになることは悪いことじゃない。それを責めていいのは、自分だけだし、まずはちゃんと受け入れる。そんな練習を仕事を通してやってるのかもしれない。

好きを仕事に正解?

ここで思うことは、好きを仕事にした方がいいということ。好きが少しでもあれば、仕事への嫌な気持ちは減りそうじゃんと思ったから。もしくは、続けていくきっかけにもつながるのではないかとも思う。

でも、その好き(ここではloveに近い)が少しでも違ったら?、そのギャップが生まれた時、私は好きを好きのままでいられるのかな?と感じた。

その好きが戻っても、一回疑った心はなかなか消えてくれない。きっと、永遠に、その疑った心が私の好きを蝕んでいくような気がした。だから、loveよりもlikeをたくさん集める方が、まだ自分の心を疑わずに済むのでは?と思った。そのlikeを仕事の中でどれだけ見つけることができるのか?

ドンピシャな好きの仕事をすることも大事だけど、ほんの少しの好きが集まっている方が、このスキがダメになっても、このスキがある、そこから生まれるスキにちゃん向き合える時間や気持ちをくれる気がする。だからこそ、好き・嫌いだけじゃなくて、これなら苦じゃないかも・集中して取り組めそうみたいな曖昧で、でも好きになりきれない部分を見つけていくことの大事さに気付いた。

好きを仕事にできている人って、それだけで正解なんだと思う。
それだけで、どこか輝いているし、無敵なような気もする。

でも、同じくらい、自分でlikeを集めて輝いている人も無敵なんだと思う。

正解なんてないし、その正解をどうやって見つけるのか、それは全部自分にかかっている。

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