見出し画像

as mad as a hippo with a hernia の意味

久しぶりにライオンキングの映画を見ました。昔々の話ですが、自分の部屋にビデオデッキ(古い!)を買って喜び勇んで初めて買ったビデオががライオンキング、しかも英語オンリービデオ。当時英語なんてさっぱりわからなかった私はこれを死ぬほどみてなんとか理解しようと頑張った過去があります。

あれから何十年も経ちましたが、時折懐かしいなと思いながらみています。その時その時で気になること感じることが違うので何回見てもいいのだと感じます。

今回気になった言葉がいくつかあって、それを紹介してみようと思います。

as mad as a hippo with a hernia

ライオンキングの映画のオープニングが終わってすぐその後ムファサの兄弟のスカーのシーンがあります。そこで、ザズーがシンバ朝のセレモニーにこなかった事についてザズーがスカーに向けて、(ムファサが)He is mad as a hippo wiht a hernia.といい、スカーがI quiver wiht fear. といいます。

日本語にすると
ザズー「ムファサはカンカンにお怒りです。」
スカー「震えがくるほど怖いよ。」
こんな感じかと思います。

でもなんでhippoなの?なんでhernia(ヘルニア)なの?って、ちょっと日本人の私には笑えない。そんな自分を笑ってしまうけど・・・笑

ヒポみたいに怒っている(カバみたいに怒ってる)

怒ってるんだったら
別にangryを使ってもいいのだと思いますが、
これはザズーの声の役をしたローワン・アトキンソンのアドリブだったようです。

ちょっと考えてみるとこれってライオンキング、動物王国のお話なので、ど動物のhippoを使って怒ってると表現しているようです。

なんでherniaなの?

そして、ヘルニアって?ちょっと不思議に思いました。
英語は子音を合わせて言葉を作ったり歌もよく似た音で作られていますよね。反対に、alliteration(頭韻とういん)を揃えるという言葉遊びもよくあります。

つまりHとH、HippoとHerniaなのですって。

ははは、英語知ってるだけじゃわからなかった。日本で言うところの言葉遊びがわからないとダメだったってことがわかりました。

頭韻の例

頭韻の例を挙げてみます

Coca-Cola
Micky Mouse
Donald Duck とか・・・
他にも早口言葉で
Peter Piped Picke a Peck of Pickled Peppers.
 とか、こんな感じで音韻でできてる名前や言葉があります。

こう言う言葉遊びということですね。そもそも論ですが、こうやってみるとミッキーマウスが音韻だったなんて、MとMって言われてみなければ気づかないという・・・。イギリスには他にもPepar Pigと言う子供向け番組があり、小さい頃から耳に慣れてると言うことです。

まとめと言うか・・・

映画を見ているとキャラクターの様子やら、声の調子やら場面の様子とか、前後の言葉とかで意味がわからないでもないのですが、改めて、調べてみるとなるほど・・・です。

こう言うことを知ることで少しでもネイティブの英語に近づけるということがわかりました。やっぱり英語ってこう言う風に学んでいかないと身につかないなと思った次第です。

余談ですが・・・

これを主人に
「as mad as a hippo with a hernia ってどう言う意味?」って聞いてみました。するとくすくすっと笑って「それってなんの映画だっけ?」と言うのが最初の言葉。ああやっぱり、、、、と思ったのが私の感想です。英語話す人はやっぱりHとHの音韻ってわかるんですね。

ウェブニュースとかみると(私はあんまりみませんが)こちらも音韻をたくさん使って見出しが作られています。そう思って新聞を見てみるとちょっと面白いかもしれません。

今日はこの辺で・・・
最後まで読んでくださってありがとうございます。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?