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じいじ 保育士を目指す! フルムーン

帰宅の車窓から

 外を見ると東の空に満月が上がっていた。昨日は満月(正確に言うと昨日は月齢13.61だから1月26日が満月だが)だった。

 昨日のお月様は色白のお月様だ。条件によっては赤月になったりするがこの日は色白お月様だった。私はこっちのお月様の方が好きだ。赤月は何か不気味な感じがするのだが。。。孫ではないがオオカミが吠えそうだ(苦笑)

 私は月を見てすぐ思い出すのは、お月見団子ではなく(そっちも思い出すが)、天体望遠鏡で見た月面のクレーターだろうか。

 中学生の時、初めて赤道儀の付いた屈折式の天体望遠鏡を買ってもらった。赤道儀式とは、地球の極軸(地球儀を見たことがある人は北極と南極を貫く軸が傾いている事に見覚えがあるはずだ。天頂(仮想上の天球の北)と地軸(地球の極軸))は約23.4°傾いている。この為に北半球と南半球で季節が逆になる(四季がある)。)に合わせてやる事で天体追尾が容易になる。もう一つのタイプが経緯台式で、こっちは単純に水平面の回転と垂直面の回転で追尾する方式だ。こっちは逐次両方の回転軸を動かさないといけないから小型望遠鏡では面倒だが、今はコンピュータ制御で動くモノがあるらしいから小型でもこちらのタイプが存在するらしい。

 そんな事は中学生の自分にはわからないし、極軸の合わせ方など知りもしなかったから経緯台式と何も変わらないで追尾していたので、結局お月様と太陽の黒点観測ぐらいしかしなかった。もったいない話だが、望遠鏡にパンツを干されてしまった事を思い出す。

 数十年前は仕事で極軸合わせで北極星を使う為、北極星を探す事は必須だったが、一度だけ出来なかった事があった。それは星が多すぎて(見えすぎて)識別出来なかった時だ。

 そんな感じで、天体望遠鏡で初めて見た映像が月のクレーターだったというお話。

 もちろん、お月見でお月見団子を食べる(しかし、月を見ながら食べた事は一度もない)事はあるから、お月見と団子も連想するモノとしては確かにあるが、私の場合は天体望遠鏡という繋がりとなる。しかし、何せ望遠鏡にパンツを干されてしまった身だから天文にはほとんど興味はない。

さて、今日はこの辺で。

赤月

月が赤く見えるときがあるのはなぜ?

ときどき、月の色が、赤やオレンジ色に見えることがあります。

月が赤っぽく見えるのは、大気の影響による現象で、朝日や夕日が赤く見えるのと同じ理由です。月の出、もしくは月の入りのときのように、月が地平線(水平線)に近いときに、赤っぽく見えやすくなります。

普段、私達が目にする光の中には、虹の七色で表現されるように、青い光から赤い光までいろいろな色が混ざっていて、全体としては白っぽい光となっています。月からくる光も最初は白っぽい光です。しかし、月の光が私達の目に届くまでには、光が地球の大気の中を通過しなければなりません。

NAOJ

赤道儀

赤道儀を使う前に、まず星の座標を知っておこう。前回紹介したスマホアプリでも星の座標や情報を把握できるが、天球儀を見ると星空全体と星座の位置関係を把握しやすい。

天球儀は全ての星までの実際の距離を無視し、球体の表面に星を配置したものだ。ここで地球儀を思い起こしてほしい。地球上では緯度と経度を指定することで特定の位置を示すことができる。また回転する軸の北が北極、南が南極であり地球の自転軸として表されている。

Kenko Tokina


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