見出し画像

【DATA Saber】日本のプール施設数をTableauで可視化してみた

目次

・背景
・テーマ設定
・環境
・データ取得元
・テクニック①②③④
・考察
・総括

背景

社会人15年目となった2023年、3人目の子供が生まれるにあたり、約10ヵ月間の育児休業を取得。それまでの職務経験は営業/営業企画職だったため、この期間をスキルアップの好機と捉え、Aidemyデータ分析講座6カ月コースを受講しました。
その後、データサイエンティスト検定(合格)、G検定(結果待ち)の受験に続き、現在、2024年5~7月にかけてTableau非公式資格「DATA Saber Boot Camp」に挑戦しています。本ブログはそのコミュニティ活動の一環で、修了条件を満たすために公開しています。
Tableauユーザーの皆様のご参考になれば幸いです。

テーマ設定

子供の頃に習っていた水泳を、改めて昨年から体力作りのために始めたので、今回は日本におけるプールの施設数の推移をテーマに取り組んでいきます。

環境

Tableau Desktop バージョン【2022.3】
Creator 権限

データ取得元

政府統計の総合窓口 e-STATより取得(Excel形式)


テクニック①積み上げ棒グラフ

今回つかったテクニック①は、積み上げ棒グラフです。
参考記事はこちら

積み上げ縦棒グラフは、1本の縦棒に複数の要素のデータを積み上げて表示する形式の縦棒グラフです。 1本の棒の中を各要素ごとの色に分けて見せることで、合計と要素の構成量を視覚的に確認することができます。 ただし、構成比を把握することには適していません。
今回は、3年毎の調査年を列に、水泳プール数の公共・民営をメジャーバリューとして行にプロットし、メジャーネームで色分けします。明らかに減少傾向にあるプール数(公共)を下段に、変化が顕著なプール数(民営)を上段にして一目で推移が分かるようにプロットしました。

テクニック②ツリーマップ

今回つかったテクニック②は、ツリーマップです。
参考記事はこちら

ツリーマップは、「棒グラフ」や「円グラフ」では表現しにくい都道府県のような数十あるデータも、ツリーマップを使えば左側の色の濃い部分に注目してもらいやすく、空間効率良くグラフ化することが可能となる表現方法です。今回は、各年の都道府県別の数値をツリーマップで表現してみます。

テクニック③アクション

今回つかったテクニック③は、ダッシュボードにおけるアクションです。
参考記事はこちら

各年をクリックすると、下のツリーマップの結果が連動して動く

アクションは、高速かつ直感的な分析をユーザーに提供できます。ユーザーがクリックした箇所に連動するグラフがフィルターされるなど、直感的に分析結果を理解できるため、インサイト発見がスムーズになります。
今回のダッシュボード作成で一番、驚いた機能がこちらでした。
Tableauの真骨頂だと思うので、今後のVizにも積極的に使用していきたい。

テクニック④画像イメージ追加

こちらは、ダッシュボードのオブジェクトより「イメージ」を選択して、画像追加すれば簡単に設定可能。
画像を背景にすることで、Viz全体の印象が大きく変わる。視覚化の大事な要素なので、必ずダッシュボードにはイメージ追加していきたい。

考察

インサイト
データをTableauで可視化することにより発見したインサイトは下記の通り。
①面積が広いからなのか、意外に北海道が上位にきている。
②プール数(公共)が明らかに減少傾向→維持管理コスト増が要因と推測
③プール数(民営)がコロナ後に変化が顕著→TIPNESSなど民間企業が公共プールの運営委託されたのか?ここは要因深堀が必要なポイント。

Viz
最終的にTableau Publicに公開したVizはこちら

総括

4月の中旬に初めてTableauを触ってから、約1か月間でダッシュボードを作るところまで進めた。前職が印刷会社だけにデザイン関係は元々関心が高かったが、データ分析×Visualizationという関心のある2つの要素を扱えるTableauに大きな魅力と可能性を感じている。今後も有益なBIツールとして日々使いながら、データを身近にする文化の醸成に貢献していきたい。
ご高覧いただきありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?