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【DATA Saber】Marvel映画の実績をTableauで可視化してみた

目次

・背景
・テーマ設定
・環境
・データ取得元
・シート説明①②③④
・ダッシュボード説明
・総括

背景

社会人15年目となった2023年、3人目の子供が生まれるにあたり、自身最長となる約10ヵ月間の育児休業を取得。それまでの職務経験は営業/営業企画職だったため、この期間をスキルアップの好機と捉え、Aidemyデータ分析講座6カ月コースを受講しました。
その後、データサイエンティスト検定(合格)、ディープラーニング G検定(合格)の受験に続き、現在、2024年5~7月にかけてTableau非公式資格「DATA Saber Boot Camp」に挑戦しています。本ブログはそのコミュニティ活動の一環で、修了条件を満たすために公開しています。
Tableauユーザーの皆様のご参考になれば幸いです。

環境

Tableau Desktop バージョン【2022.3】
Creator 権限

データ取得元

Makeover Mondayのサイトより取得(Excel形式)
what-is-the-best-performing-marvel-movie
今回のテーマは、Marvel Super Hero's 映画の実績から分析していきます。
完成したVizイメージはこちら。

シート説明①

まずは、カテゴリー別の全世界興行収入の棒グラフです。
カテゴリーは元データは単発映画=Uniqueという括りになっていましたが、そのまま色分けすると10以上になるため、今回はDr.StrangerやAnt-Manなど2本のシリーズものもUniqueにグループ化(クリップマーク📎)し、3本以上のシリーズと2本以下のUniqueに分類して表現しました。
意外とアイアンマンよりもThor/ソーの方が高いという結果。アイアンマンが映画3本なのに対して、Thor/ソーは4本なのが理由。このデータにはないスピオフ映画【2021年公開】ロキ(Loki)も含めるとさらに高くなる。
表現については、配色を黒背景を考慮しつつ可能な限りキャラクターカラーを反映させています。

シート説明②

続いて、公開年ごとの各映画の興行収入です。
年を追うごとにアベンジャーズなどで大ヒット作品が増えていくのが一目瞭然でわかります。また、単発/2本シリーズのUnique作品群は総じて収入低いことがわかります。ヒットした作品は続編制作するエンタメ界の定石も見受けられます。
表現について、このシート上では円をもっと大きくしていましたが、ダッシュボードでは大きすぎるため、サイズを小さくしています。

シート説明③

こちらは、Audience Vs Critics 観客と批評家のスコア乖離率です。
Unique作品群の中でも単発映画で評価が分かれる作品があることがわかります。また、ブラック・パンサーも同様に映画によって評価が分かれるようです。
プラスマイナスを棒グラフで表現したところ、見事にシンメトリーのような形になりました。

シート説明④

最後は、各映画の予算回収率です。
アベンジャーズ、スパイダーマンの上位5本の平均実績をみると、予算の7倍もの回収率でした。やはり、こちらでもUnique作品群が下位に位置しています。こちらも③同様に水平棒グラフで表現しました。

ダッシュボード説明

当初は4つのシートを均等配置していたが、全面にMARVELロゴ画像を入れるため中央ロゴの周囲にレイアウト変更してみました。左上の判例をクリックすると全体シートがハイライトされるようにし、上段の水平棒グラフは判例とリンクするよう配置調節しています。
今回、単に画像を散りばめるだけでなく、スパイダーマンの糸の先がスパイダーマンの棒グラフを指し、アイアンマンの中央の光が彼を中心に活躍するアベンジャーズの円と重なるなど、細かな遊び心をちりばめてみました。

Viz
最終的にTableau Publicに公開したVizはこちら

総括

Tableau Publicの様々なViz(特にスターウォーズ)を見ていくにつれ、背景全面クロのVizを作ってみたくなり、今回 MARVELをテーマに全面クロVizに挑戦してみました。タイトル、軸、枠線を白抜きにするなど細部にも配慮し、見やすさとカッコ良さを両立させることを意識していますが、やはり難しいことも実感しました。
今後も、分析のわかりやすさ観点を保ちつつ、よりデザイン領域を高めたVizを作れるようさらに修行を積んでいきます。
ご高覧いただきありがとうございました。

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