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心の闇に飲まれ光を失うことがある

介護士として働く中で、高齢者の方々が直面する様々な課題や悩みを目の当たりにしてきました。特に、家族や友人との死別、自身の体調不良、将来への不安など、心の闇に飲まれ光を失ってしまうような苦難を経験する方も少なくありません。

私も人間ですから、常に明るく前向きな気持ちで仕事に取り組めるわけではありません。時には、心の闇に飲まれ、絶望的な気持ちになることもあります。

しかし、そんな時でも希望を忘れずに、なんとか光を見出そうと努力しています。

心の闇に飲み込まれた時の経験


数年前、私が介護していた高齢者の方が亡くなりました。その方は、とても優しい方で、いつも笑顔で接してくれていました。私はその方ととても仲が良く、まるで家族のような存在でした。

しかし、ある日突然体調を崩し、入院することになりました。そして数週間後、帰らぬ人となってしまいました。

その時の私は、絶望と悲しみに打ちひしがれました。大好きな人が亡くなってしまったという現実を受け止められず、心が真っ暗になりました。

仕事も手につかず、何もかも投げ出してしまいたいという気持ちになりました。

光を見出すための努力


そんな私を支えてくれたのは、周りの人たちでした。同僚の介護士たちは、私の話を聞いて励ましてくれました。家族や友人も、温かい言葉をかけてくれました。

そして、亡くなった方の家族の方々との交流を通して、その方がいかに多くの人に愛されていたのかを知りました。

そのことで、私もその方のために少しでも役に立てたことが嬉しくなり、前向きな気持ちを取り戻すことができました。

心の闇と向き合うためのヒント


心の闇に飲まれ光を失ってしまうような苦難を経験した時、大切なのは一人で抱え込まずに、周りの人に助けを求めることです。

また、自分なりの心のケア方法を見つけることも大切です。例えば、趣味に没頭したり、自然の中で過ごしたり、音楽を聴いたりすることで、心が癒されることがあります。

心の闇は、誰にでも訪れるものです。しかし、光を見出すための努力を続ければ、必ず道は開けます。

介護士として


介護士として、私は高齢者の方々が心の闇に飲まれ光を失ってしまうような苦難を少しでも減らせるよう、サポートしていきたいと思っています。
そのために、一人ひとりの心に寄り添い、話をしっかりと聞くことを心掛けています。

また、心のケアに関する知識を身につけ、必要な方には専門的な支援につなげられるよう努めています。

高齢者の方々が、心の闇に負けずに希望を持って生きられるよう、微力ながらお手伝いできれば幸いです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。


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