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医療ソーシャルワーカーの業務日記⑭〜ネットの情報

皆さんこんばんは♪

ソーシャルワーカー21です。

今日も一日お疲れ様でした。

ソーシャルワーカー21はカレンダー通りの勤務のため、今日から3日間仕事です。

久しぶりの業務日記

タイトルはネットの情報

ソーシャルワーカー21が社会人になった時代はスマホではなく、ガラケーの時代です。

インターネットはそこそこ普及していましたが、今のようにWi-Fiがあったわけではなく、手軽に何かを調べられませんでした。

今と比べると検索が手間だった記憶があります。

今ではスマホがあれば、調べたいことを一瞬で検索し、情報収集できますね。

ここで一つ気になること、インターネットの情報って正しいのか?

インターネットの情報は、正しい情報もあれば、誤りもあります。

広告目的のものもあります。

今日対応した患者さんが、「家族がインターネットで調べたらこうだった!」と言われた話です。

具体的な話は割愛しますが、病気や障害になった後に利用できる制度の話です。

その情報は正しかったのか?

もちろん正しい情報です。

しかし…

残念ながら現時点では使えない制度でした。

「社会福祉制度」は病気や障害が出てからすぐに使えるものだけではなく、時間が経たないと使えない制度も多いです。

患者さん、ご家族としては、病気や障害と向き合い、藁にもすがる思いでインターネットを検索→そして自分たちにとって理想的なサービスがある→ちょっと安心する

それが使えない…

その情報訂正は難しいです。

期待した制度を利用できなかったとき落胆しますよね。

これはインターネットが普及したことによる弊害かもしれません。

なんでも情報を得られる。

メリットもありますが、デメリットもあります。

今日患者さんが見せてくれたネットの情報は、「こんな制度を使えるから私たちに相談してください」という感じです。

そういった目的の情報だと、いつから利用できるか等の条件よりも、利用することのメリットをしっかりと書くことで、自分たちの顧客を増やしたいと気持ちもあると思います。

一つだけ伝えておきたいですが、そういったサイトの情報は制度説明がわかりやすい!!(悔しいですが…)

制度を知るという目的であれば大変役に立ちますし、その事業所を利用する場合も患者さんの助けになることも多いです。

社会福祉サービスの正確な情報を知りたいことが目的であれば、厚生労働省や都道府県、市町村のホームページが1番ですね。

しかし上記の事業所に比べるとわかりやすさに欠けます。

原因は情報量が多いためだと思います。

今の情報化社会では、信頼できる情報とそうじゃない情報が入り乱れており、何が信頼できるか判断が難しいです。

医療ソーシャルワーカーは、何が信頼できる情報か、このタイミングで使える情報か見極めることも必要です。

今日来られた患者さんのご家族には「制度利用の説明」「いつからどのような状態•状況であれば利用できるか」を説明しました。

説明後、藁にもすがる思いで期待していた制度がすぐに使えないことがわかり落胆していました。

これからソーシャルワーカー21が一緒に考えていきたいこと、他の方法も検討できることを伝えて、納得していただけました。

ソーシャルワーカーに限らず、情報量が多い社会のため、情報を分析する力を各専門職が求められるようになったと思います。

この話はとても長くなるため続編作ります💦

最後まで読んでいただきありがとうございました😊

明日もよろしくお願い致します🙇‍♂️

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