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宗教や信仰についての雑記 #119

◯自分の役割

自分の人生はもう終わりではないのか、この世界での自分の役割はもうほとんど終わっているのではないかと、最近そう思うことが多くなりました。

自分の存在や人生に意味があるのか、という問いは昔からあるものだそうですが、よくよく考えてみれば、それは答えの出る問いではないように思えます。

例えば鉛筆があったとして、その鉛筆の意味は鉛筆そのものにはありせん。鉛筆の意味はそれを作ったり使ったりする人の中にあるものでしょう。ですから鉛筆に用のない人や鉛筆というものを全く知らない人にとっては、鉛筆の存在に意味はありません。

自分の存在や人生に意味があるのか、という問いについてもそれも同じで、その答えは自分の存在や人生の外に出てみなければ見つからないものでしょう。でも、原理的にそんな事は不可能です。
少なくとも、言葉による論理や思考のみではその答えは得られないのでしょう。

自分の存在や人生の意味を捉えるにはどうしたらいいか、はっきりとはわからないのですが、その意味を満たすためにはおそらく、他者と触れ合うことが必要なのでしょう。
他者と互いに影響を及ぼし合うことの中に、存在や人生の意味が立ち現れる、そんな気がします。

まずは自分が他者に開かれていること。それにより自分の役割を感じ取れるのかなと、そんなことを考えました。

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