大手企業で今後のキャリアに悩んでいる方へ
1.自己紹介
皆さん初めまして!西田圭佑と申します。簡単に自己紹介させていただきます!
全国紙新聞社、求人広告会社を経て2023年7月からDIGGLEに参画しました。
是非大企業(特にマスコミ)に所属していて、今後のキャリアに悩んでいる方、特にスタートアップへの転職を考えている方に読んでほしいです。
2010年4月~2022年7月 全国紙新聞社 販売局(12年)、イベント戦略室(1年半)
販売局は主にエリアマネージャーと中小企業コンサルタントが混ざったような仕事を行います。
担当エリア内の取引先である新聞販売店を40~60社担当。
毎月1回販売店に訪問し、直接販売店経営者に対して、
ヒト(労務)・モノ(部数やKPI)・カネ(経営、BSPL)の課題や解決策についてアドバイスを行います。
ほかにも創業支援やイベント企画・運営、他新聞社との交渉など、非常に多岐にわたる業務にかかわりました。
21年4月に新設されたイベント戦略室に異動。
新たなイベント事業を創ることがミッションで、
組織の立ち上げ、仮説検証、採用、企画、新規営業、他社協業、予実管理などすべての業務に関わり、
BtoC展示会事業の立ち上げに携わりました。
2022年8月~2023年6月 求人広告会社 新規事業開発室
新規事業開発室の事業企画というBizdevのようなポジションで、
予実管理、中計・予算策定、会議体運営、子会社管理など事業部付の経営企画のような業務を行いました。
営業・新規事業開発の経験に加えて、財務会計・管理会計といった会計知識を身に着けることができました。
2.これまでの転職
私のこれまでの転職理由は
①売上が成長している環境で働くことで、自分自身も成長したい
②これまでの経験を活かせる業務内容で、新たなチャレンジをしたい
③仕事はあくまで人生の一部であり、自分の人生を豊かにするために社員同士が信頼しあえる環境で働きたい
の3つです。
なぜ大企業から転職を決断したのか、自分自身の経験や環境の変化を基にお話しします。
新卒時代
私が新卒時代の就職活動はリーマンショックの影響をモロに受け、
本当に就職できるのか不安で仕方ありませんでした。
新聞社から内定をもらった時に、両親が本当に喜んでくれましたことを今でも覚えています。
親に迷惑をかけてきた学生時代でしたので、初めて親孝行できたと感じました。
現在60代の両親からすると新聞社は将来安泰な企業と信じていましたし、
定年まで働き続けるものだと思っていました。
しかし、皆さんご存じのように、新聞をはじめとしたマスコミの売上は年々減少しています。
私が入社した2010年の日本の新聞総発行部数は5,000万部でしたが、2022年は3,085万部とおよそ40%、
部数にすると2,000万部も減少しているのが現状です。
入社当時は、同期がTwitterで「出社なう」と呟いたり、地下鉄に電波が入るようになったりするなど、
ケータイ・スマホの機能や環境が整備されていた時代。
明らかにスマホやSNS、ネットニュースによって、
売上だけでなくマスコミの影響力が毎年減少していることを肌で感じていました。
営業に関わる人間として売上が減少し続けることに違和感を覚えながらも、
10年以上その環境にいると「減少することが当たり前」という感覚になっていたのは事実です。
その中で約12年所属した販売局から、新設された新規事業開発部門に初めての異動。
イベント事業(BtoC展示会)の立ち上げに奔走しました。
本業の新聞業に比べると微々たるものですが、
売上が増えるという経験を新聞社で実感することができたのは、私にとってすごく良い経験です。
新聞社での新規事業開発は、大企業のブランド力を活かせるという大きなメリットはありました。
一度も開催したことが無いイベント出展の契約を数多く獲得できたのは、全国紙新聞社のブランドのおかげです。
転職を考え始める
新規事業開発に関わることで、
「他の環境のほうが、新規事業をより早いスピードで急拡大させることができるのではないか?」
「経営管理など、これまでの経験を活かした業務の方が組織に貢献できるのではないか?」
「前向きなメンバーがもっと多い組織の方が、自分自身成長できるのではないか?」
とこれまで考えることが無かったことを考えるようになりました。
当時35歳になるタイミングもあり、ここで転職しないと二度と転職することはできないと思い、
転職を決意しました。
転職軸は
①売上が成長している環境で働くことで、自分自身も成長したい
②これまでの経験を活かせる業務内容で、新たなチャレンジをしたい
の2点です。
ちなみに…
実は1回目の転職活動の際に、DIGGLEのCOO荻原さんとカジュアル面談を行っていました。
すでに求人広告会社に転職することを決めていたため、選考には進みませんでしたが、
荻原さんの人柄の良さと、DIGGLEという会社が落ち着いた組織であるという印象は強く残ったことが、
今の私に繋がっています。
35歳で初めての転職
求人広告会社の新規事業開発室に転職。
財務会計の知識や経験を活かせるのではないかと思い、
事業企画という事業部付の経営企画のようなポジションになりました。
初めての経験で右も左もわからず、特にコミュニケーション面に関してはとても苦労しました。
新聞社は体育会の様なゴリゴリの縦社会でしたので、
若い同僚の方々や年下の上長とどのようにコミュニケーションをとればよいかわからない状況が続きました。
これまでお客様と直接商談を行ってきた環境から、ひたすらPCの前でkeynoteやNotionで資料作成をしたり、
予実管理業務を行ったりという生活に。
予実管理や管理会計、戦略策定など自分自身のスキルはアップしていることを実感できました。
しかし、1日中誰とも会話せず作業を続けるよりも、お客様を中心とした外部の方々と
コミュニケーションをとるほうが自分に向いているのではないかと感じ始め、再度転職することを検討します。
DIGGLEへの転職
そんな時に荻原さんと面談したDIGGLEのことを思い出し、自分から面接をしてもらえないか連絡しました。
今更言っても無理かと思っていましたが、ありがたいことに面接してくれることに。
社長の山本さん筆頭に、面接や面談していただいた方々全員が本当に人柄の良い方ばかり。
内定をいただいた後、2回目の転職なのでじっくり考えるつもりでした。
業務内容や今後のキャリアプランなど、マッチする点も多かったのですが、
③仕事はあくまで人生の一部であり、自分の人生を豊かにするために社員同士が信頼しあえる環境で働きたい
ことが2回目の転職の一番のポイントでしたので、
「この人たちとなら、信頼しあって働ける」
と感じ、DIGGLEにお世話になることを決めました。
3.DIGGLEに転職した率直な感想
率直な感想は主に4点です。
「みんな総じて献身的で、人のために頑張ってくれるいい人ばかり」
「~落ち着いた大人のスタートアップ~というキャッチコピーに嘘偽り無し」
「毎月売上が増え続けることに加え、お客様に喜んでいただける価値を提供出来て楽しい」
「オンボーディングシステムや仕組みの構築面などがまだ整っていない」
みんな総じて献身的で、人のために頑張ってくれるいい人ばかり
本当に献身的で良い方ばかりです!
カスタマーサクセスは20代の方が半分以上を占めますが、チャラついている感じが全くありません。
落ち着きつつも、内なるものを秘めている前向きな方が多いです。
「上から目線」や「感情をどこかに置いてきた」タイプの方は誰もいません。
~落ち着いた大人のスタートアップ~というキャッチコピーに嘘偽り無し
「スタートアップで働きたいけど、学生ノリやチャラい環境は苦手」という方にはぴったりな環境です!
採用の段階からDIGGLEのカルチャーというものを大事にしているということが、とてもよくわかります。
他のスタートアップとの差別化ポイントとして、この点が一番大きいのではないかと感じました。
毎月売上が増え続けることに加え、お客様に喜んでいただける価値を提供出来て楽しい
毎月売上(MRR)が増え続けるのですごく楽しいです!
強引な営業ではなく、DIGGLEの価値をしっかりとお客様に理解いただいて導入いただいています。
DIGGLEを導入して良かったというお客様からの声も非常に多く、社員全員がやりがいを感じて働いています。
オンボーディングシステムや仕組みの構築面などがまだ整っていない
大人のスタートアップですが、そこはやはりスタートアップ。
オンボーディングシステムやマニュアル、仕組みなどまだまだ整備する余地があります。
その反面、入社したての私が社内会議のフォーマットをNotionで一から作成するなど、
仕組みの構築にすぐ関わることが出来ました。
自分も一緒にDIGGLEという会社の環境を整備することが出来るというやりがいも感じられます。
4.大企業とスタートアップの違い
スタートアップでは、大企業では味わえないことをたくさん経験することができます。
ここでは大企業とスタートアップの違いについてお話しします。
私が考える大企業との主な違いは、
中途採用がメイン、バックボーンが多種多様
言語化されない暗黙のルールが無く、ルールを言語化している
ネームバリューや企業ブランドを武器に戦えない
などでしょうか。
特に大企業はネームバリューや企業ブランドが大きな武器なので、
これらの武器を使わず自分の力で切り開いていくところが大きなやりがいです。
また、メンバーのバックボーンが多種多様なので、社内でコミュニケーションをとるだけでとても新鮮です!
私の個人的な感覚ですが、以下、スタートアップ、大企業それぞれの勝っていると思うものを挙げておきます。
スタートアップの方が勝っているもの
①売上や事業成長に対する危機感
②意思決定や組織変更のスピード
③新たなものを生み出そうという、組織全体のモチベーション
大企業の方が勝っているもの
①福利厚生面
②新規営業や取引先との交渉における優位性
③バックオフィスなどの支援部門
DIGGLEでは福利厚生面も充実させようとしていますし、バックオフィスの皆さんも極めて優秀な方ばかり。
大企業出身者も多く、知見を集約して大企業に負けない組織を作ろうと全員で奔走しています。
「居心地の良さ」と「成長感」の両方を味わえるのがDIGGLEの良いところです。
5.CSの役割とやりがい
DIGGLEのカスタマーサクセスの役割は
「組織の距離を縮め、企業の未来の質を上げる。」
というプロダクトビジョンのもと、
「顧客の予実管理の課題を解決し続けること」
です。
DIGGLEのカスタマーサクセスは、管理会計や財務会計の知識や経験が求められます。
管理会計や財務会計の知識をフル活用してプロジェクトマネジメントを行い、
お客様にDIGGLEの活用法や、予実管理の課題解決方法をご提案することで、
お客様に喜んでいただけることがおおきなやりがいです。
DIGGLEを活用いただくことで「予実管理の課題が解決」し、
「組織の距離を縮め、企業の未来の質を上げる」ことで世の中を良くする。
私もその一員に加われたことを本当にうれしく思っています。
さいごに
ここまで読んでいただきありがとうございます。
大企業やマスコミで働いていて、スタートアップでの転職を考えている方にとって、
DIGGLEはとてもマッチする組織です。
少しでも関心を持たれた方は、是非カジュアルにお話ししませんか?
今後もこのように情報発信していきますので、引き続きよろしくお願いいたします!
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