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非モテ達よ、テストステロンを出して雄になれ。

 男性ホルモンの一つであるテストステロンを出したら女性にモテる。そう聞いたことがある読者は多い、あるいは殆どだろう。そして、Youtubeで「テストステロン 増やす方法」と言う風に調べたこともきっとあるはずだ。
 その動画に出ている事の多くが最新論文を引用しているし、おおよそ間違ってはいない。しかし、私個人の意見としてはイマイチ浅い情報に思えて仕方がないのだ。
 だから、私がこれまでに得た知識、経験、考えや工夫をここに書き記すことに決めた。ただ筋トレをしろ!という内容ではないし、沢山寝ろ、飯を食え、とありきたりなことを書くつもりもない。具体的には、「テストステロンとは何なのか?」「どのように」筋トレをしたらいいのか?という領域にまで思考を巡らせた。

 入場料は150円かかるが、ペットボトルの中に入った甘味料とカフェインの水溶液一本よりエキサイティングな知的体験をお届けできるだろう。私のマガジンを購入すれば他の有料記事も全て読むことが出来るから、そちらの方がお得だ。
 ぜひ楽しんで行ってくれ。


どういう時にテストステロンがでるのか?


 「そもそもテストステロンの定義は?分子構造は?」

 その疑問はWikipediaが解決してくれる。しかしこれからの為にも軽くおさらいしておこう。※ここからテストステロンをテストと省略する。
 テストは男性ホルモンの一種であり、男性のテスト分泌量は女性の10倍程度だと言われている。テストは筋タンパク合成作用や骨を強くする働きがあり、メンタルにも良い効果をもたらす。男性機能も高めてくれる。
 さて、ここまでは色んなYoutubeチャンネルで紹介されている事だろう。ここからが本題だ。
 勝負に勝った時にテスト分泌量が増加することは知っている者も多い。自分が応援するスポーツチームが勝った時もそうなるし、高級車に乗っている時もそうだ。
「なるほど、勝負に勝って金を稼げばいいんだな!」
 完全な間違いではないが、ここで思考をストップさせてはならない。いまあなたの目の前に一億円が落ちていて、それを自分の物に出来たとしよう。その瞬間にテストはドバドバ出て、一気に男らしくなるのか?答えは恐らくNOだ。なぜなら、テストの分泌量は「社会的な相互作用」によって左右されるからだ!
 
ある実験の話をしよう。

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