【夏に映える体へ】自重で腹筋を割る方法
YouTubeで腹筋の鍛え方を調べた時、NIKEのスパッツを履いた女性か可愛い顔をした細身の男性がこう言うはずだ。
「腹筋運動をやってからプランクを1分×3セットやれば、シックスパックが作れる」「腹斜筋を鍛えたいならサイドヒップリフトかロシアンツイストをやって下さい」
読者諸君、これらの発言は全部嘘だと思った方が良い。以下に理由を示そう。
1.実際に効果的な種目は?
ハンギング・レッグレイズだ。正直な話、本気で体を鍛えたい人間でも無ければ、この種目をやっていれば問題ない。
なぜなら、レッグレイズは腹直筋・腹斜筋を同時に鍛えることができるからだ。しかも強度が高いので結構なレベルまで腹回りを進化させられる。
詳しいやり方はネットで調べればいくらでも出てくるが、一応説明しよう。1.バーにぶら下がる。 2.脚を伸ばしてそろえる。 3.腹の力で脚を上に持っていく。基本的なやり方はこうだ、単純だろう?この種目が難しかったなら、バーにぶら下がって膝を上げるニーレイズをやってみよう。
え?公園まで行くのが面倒くさい?なら、床に寝た状態でレッグレイズをやり、それが簡単になったなら椅子やベッドに腰から上を乗せ、脚を床まで降ろしてレッグレイズをやればいい。
読者諸君、安心したまえ。ハードなやり方でこれらの種目をやれば、男性なら彫刻みたいな腹が、女性ならば薄っすらとラインが入ったセクシーなミッドセクションが手に入る。
2.どうしてプランクやロシアンツイストが流行ったのか?
私がレッグレイズをお勧めしても、数多くのインフルエンサーがプランクばかりやっているのを見ると、どうしてもそっちの方が効果的なんじゃないかと思うかもしれない。
ハッキリ言おう、私が思うにプランクやロシアンツイストが流行ったのは効果的だからではない。オシャレな感じがするからだ!
プランクは時間で区切ってメニューを組むので「何分間やれば良い」という安心感が手に入る。加えて「自分にとって何回がベストか」という難しい問いについて考えなくてすむ。こういった点も人気の秘訣だろう。
ロシアンツイストは慣れれば50回でも100回でも出来るようになる。日本人が大好きなやってる感がウケたのかもしれない。
しかしながら読者諸君、数分間も何十回もできる強度が低いトレーニングが本当に効果的だと思うだろうか?
10回前後、多くても20回ほどしかできないキツイ種目に汗を流す。このようなボディビルダー的で泥臭いやり方が一番の近道だ!なぜなら、ボディビルダーは筋肉をなるべく速く発達させるトレーニング法に取り組んでいるからだ!
たった一度のトレーニングではゴリゴリのマッチョにはならないので安心してほしい。男性ならば週に1~2回の頻度で1ヵ月もやれば、それなりに体が変わる。女性ならば2ヶ月ほどで丁度良い腹筋になるだろう。
ただ発達のスピードには個人差があるので、あくまでも自分の体と相談して取り組んで欲しい。
おわりに
ここまで読んでくれてどうもありがとう。そういえば、そろそろトレーニングジムに元気な若者が殺到する季節だ。私はそれを横目にジムの横にある公園で、高価な栄養剤入りのジュースではなく水道水を飲みつつ汗を流す予定だ。
私は家や公園で出来るトレーニングについての記事をこの他にも投稿しているので、是非参考にして良い夏を過ごしてほしい。では、また。
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