ヘル・ジャパンのヘル・マザー。その発生メカニズムについて
精子バンクのヘビーユーザーになりそうなシンママ希望の女性達。キレて皿を叩き割ることをDVだと捉えられない母親。息子を小さな彼氏にする母親。イケメン高身長高収入、性格は超絶良くて育児も完璧な「存在しない結婚相手」を探し求める、これから母親になるかもしれない女性達。
そういう女性は単に強欲なわけではないし、甘やかされて出来上がったモンスターでもない。私は彼女たちの親に原因があると考えている。
ヘル・マザー誕生秘話
彼女たちは恐らく、毒親に育てられている。そしてそのことを決して認めようとしない者もいるだろう。
毒親にありがちなのが、自分の機嫌を子供に取らせることだ。毒親が子供に何かしてあげるとき、プレゼントでもピクニックでも何でもいいが、子供が毒親の思った通りに喜ばないと機嫌を損ねる。毒親の頭の中には決まった「予定」があるのだ。
子供の為に何かをしてやり、そして子供が喜ぶ。ああ、自分はなんていい親なのだろう、私は正しい人間だ——こういう「予定」が叶わないとき毒親たちは烈火のごとくキレ散らかす。毒親は子供を一人の人間として見てはいない。自分を無償で気持ち良くしてくれる存在、ハッキリ言って奴隷のような存在だと思っている。
毒親にとって正当性は重要なワードだ。自分の子供を奴隷のように扱うのは彼らにとって悪だ。なぜなら、自分を正しくない人間だと認識することに耐えられないからだ。だからこそ、「誰の金で飯を食っているんだ」「私は毎日家事をして疲れているの!あなたのためにね!」という、子供が言い返せない「正しい言葉」を選んで命令を聞かせる。
そういう親に育てられた子供の認知は歪む。具体的にどう歪むかと言うと、自分の感情を無視し社会的に正しい行動を取ることが全てだと思うようになる。ハイスペック男子という言葉に踊らされ、整形中毒になり学歴にこだわるのは自分の感情を無視しているからだ。社会的価値が高いと彼女たちが思い込んでいる男性を捕まえることが至上の目的だ。
なぜそうするか?そうしないと毒親に怒られるからだ。彼女たちはありもしない完璧を押し付けられ、自分の親をあやすように強要され続けた。彼女たちは大人になっても毒親に精神的に支配され続けているのだ。仮に実家を出て一人暮らしをしてもねじ曲がった価値観は変わらない。
毒親に育てられた女性は、目の前の人との関係を築くことが出来ない。この人の事が好きだ、この人と仲良くしたい、という感情を持てずスペックや数字だけで他人を見る。自分の自然な感情で生きることを否定され、正しい事だけ、完璧な事だけを認められてきた彼女たちにはコミュニケーション能力が皆無だ。
彼女たちにとってありのままの自分で生きることは恐怖そのものだ。親に見捨てられる恐怖が脳裏に焼き付いているからだ。
そういう女性が運良く結婚できたとしよう。すると今度は自分の中の愛されたいという欲求が噴き出てくる。だから子供や旦那に駄々をこねるのだ。心は三歳児だが体格と知能は成人女性なので、私の世話をしろ!しなければ皿を叩き割り、子供のゲーム機を壊すぞ!という暴力的脅迫を使いだす。まるで、かつて毒親が自分にそうしたように。こうして生まれる悲しき生命体がヘル・マザーだ。
どうして精子バンクを使おうとするのか?
簡単な理屈だ。彼女たちには自尊心や自我がほぼない。子供の時分に毒親が破壊したからだ。そんな自分の自尊心を取り戻すために「優秀な遺伝子」を求める。優秀な遺伝子を貰えば自分は正しい、自分も優秀なのだと思えるからだ。
悲しいかな、子供にとって重要なのは愛に溢れる家庭だ。彼女たちはそのことを本心では分かっているはずなのに、格とかスペックとかいう誰かが決めたルールから逃れられず、不幸な家族を再生産しようとする。
精子バンクだろうがなんだろうと、自分の子供なら愛せる!まぁ、そう主張する女性もいるだろうが、多分無理だ。彼女たちは愛されることを望んでいる。愛する喜びは分からない。愛することを格下のやることだと思っている節すらある。
KPOPアイドルを自立した健全な女性だ、と評するツイートを見かけた。顔が美しく服装とダンスは煽情的、でも表情は甘えた感じがしない、女王様といった感じだ。これはまさに毒親に育てられた女性の憧れるモデルだろう。
性的な魅力を持ちたい、でも愛することはできない、誰かに言う事を聞かせたい。社会的立場を強く求め、愛情を渇望する毒親に育てられた女性にぶっ刺さること請け合いだ。
どうしてツイフェミと会話が成り立たないか
私はツイフェミたちも毒親に育てられた女性だと思っている。彼女たちの責任から逃れたい、優遇してくれというスタンスはまるで三歳児が駄々をこねているようだ。ここで一つ、読者諸君に質問がある。
Q.駄々をこねる三歳児に会話が通じるか?YESかNOかで答えてくれ。
もう少し掘り下げて行こう。彼女たちの視野狭窄ぶりには知的な面で心配にすらなる者もいるだろう。しかし、知能が低いわけではない。頭を使う事を封じられているのだ。
頭を使えば自分の今まで取っていた行動の愚かさが分かってしまう。自分の本心に気付いてしまう。そういうことが怖いのだ。彼女たちの行動は毒親からの恐怖から逃れるためのもので、だからこそ建設的ではない。
自分らしく生きることができない彼女たちにはコミュニケーションは難しい。常に自分の事で手一杯なのだ。
どうして弱者男性を苛烈に非難し、強者男性を求めるのか
彼女たちにとっての弱者男性は、男達からすると普通の男性なんじゃなかろうか。だから嫌なのではないか。
自分と近しい存在と一緒にいると、どうしても自分の愛されたいという恥ずべき欲求が鎌首をもたげる。それを抑えるのがストレスなのだ。自分の見たくない内面を普通の人を通して見せつけられるのだ。
圧倒的な雲の上の存在ならばある意味関係のない人なので、自分の感情を投影することが無い。だから精神的に楽なのだ。感情が交わらない人と一緒に居ることに意味があるのかと思うかもしれないが、そもそも彼女たちは人と一緒に居たくないし、その能力もない。だから心の通わない人と一緒に居たがるし、自分の社会的価値が上がったような気がして一石二鳥という事だ。
最後に
私自身、かなり毒親気味の家庭で育った。母親はヒステリック、親父は母より立場が弱い。普通ならチー牛引きこもりニートの弱者男性フルコンボまっしぐらだ。そうならなかったのは、私がたまたま本が好きで、たまたま運動が好きで、たまたまADHD気味でテンションが高い子供時代を送ったからだ。(ついでに勉強は大嫌いだった)
しかし、全員が私の様に運がいいわけじゃない。読者諸君の中にも悪い家庭で育った方もいるだろう。そういう人には、筋トレをお勧めしたい。楽しいぞ!
さて、ここまで読んでくれてどうもありがとう。少々粗削りな面もあったかもしれないがこれで勘弁してくれ。もっとここが知りたいという要望があればコメント、あるいはツイッターにリプでも何でも飛ばしてくれ。では、良い一日を。
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