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女性にとっての「清潔感」についての考察

 女性全員に、目の前の男性が昨日風呂に入ったか判別する能力があるか?NOだ。じゃあ有害な細菌を目で捉えられるのか?もちろん、NOだ。
「イケメンかどうかより、清潔感が大事!」よく聞くセリフだ。殆どの男たちは「けっ、どーせイケメン=清潔感だと思ってんだろ?」まぁこんな具合の反応だろう、実際バンドッグもそう思っていた。
 そう、思っていた、だ。おなじみの導入部分終わり、私の考えを述べよう。

ウーマン・アイは感度ビンビンの健康センサー!


 女性は一度妊娠すると誰かの助けが必要になる。私が女性を下に見ているという意味ではなく、現実的にそうだ。身体が重くなるにつれ運動能力が低下するし、赤ん坊のことを考えれば無茶が出来なくなる。出産も基本的には誰かに見守られながらだ。生まれてからは更に子供につきっきりになる。
 その間、誰が食物を運んでくれる?誰が群れを守ってくれる?そう、配偶者だ。ま、実際はもっと色々な要素が絡むだろうが男に死なれることは女性にとってかなりのリスクだ、これは間違いない。
 だからこそ女性は死に辛そうな男を見極める清潔感センサーを両目に備えたのだ。感染症にかかっているかどうか・食べ物にありつけているかどうかetc…とにかく広い意味で病的な男を避けるようになっている。それも、かなり早いスピードで。モテる男とそうじゃない男を相手にしたとき、女性は初対面の挨拶を済ませた頃にはおおよその判断を終えていると思った方が良い。読者諸君も感覚的に分かるのではないだろうか。

「女は見た目で人を判断するって言うのか!」

 正解ともいえるし、不正解ともいえる。速い判断は基本的に無意識が支配している。卵アレルギーの人間が卵を食べればたちまち体調を崩すが、これは免疫の反応によるもので意識では支配できないだろう?畜産業従事者の泣き顔を思い浮かべても食えない物は食えないのだ。これがいわゆる生理的に無理、という言葉の内訳だ。

「じゃあ、どうやったらセンサーを潜り抜けられるんだよ?」

 ぱっと見で分かる判断要素といえば肌の綺麗さだ。感染症にかかれば肌に症状が出ることは多いし、ストレスが多いと肌荒れが起きる。肌は健康を示す重要な指標なのだ。
 高い化粧水を買う必要はない。夜更かしを避け飲酒をほどほどにし、ココナッツオイルでも塗ったくっておけばそれなりにはなる。あくまで病的と思われない事が目標で、世界一肌がきれいな男になる必要はないのだからこれで十分だ。


「まあ肌については理屈が通ってるよな、納得したよ。しかしバンドッグ、髪形や服装で清潔感を計られるのはどういう事なんだ!見た目で決めつけてるだろ!」

 OK、ここからが私の腕の見せ所だ。私の意見の全てが論文に裏付けられているわけではないが、良い線行っている自信がある。

 女性はファッションを通して男の何を判断していると思う?金・流行を追っているかどうか・センス…色々あるだろうが、どれも表面的な意見だ。そこで私は本質について考察した。
 女性が重要視するのは

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