今日も今日とて 5

小学校から友達の3人と会うので色々考えをまとめる

支援員という存在

  • これはいつも尋ねられる。というのも、私の学生時代は支援員なんておらず教員といえば教諭か臨採のみ。そりゃ知らんで当然。私も小中に勤務して初めて知ったが、今は様々な立場の人が学校で働いているし、出入りしている。そして学校の外部機関なるものもあり適応指導教室と呼ばれ、だいたいは公民館の一室を借りてその学校の自治体が運営している。で大体が自治体のパート扱いの職員さんが運営。私も同じ身分。

  • 例えばスクールカウンセラーなんて、県所属の方もいるし町所属の方もいる。フツーに校内を歩いていても見知らぬ顔を見るのも当たり前になっている。たまたま偶然話をしたときに、youはどちらの所属です?と聞く事も多い。

  • 支援員といっても自治体によって職務名は様々で仕事内容も様々。でも全国に広がっている。横浜で教員をしている元同僚がいるが横浜にも支援員は雇ってあるという。都会でも当たり前になってきている。

  • 政令指定都市に住む姪っ子たちに聞いても〇〇ちゃん(私)のような人、水曜と金曜に学校にくるよ、でも何をしてるのか知らないけどね。と教えてくれる。

  • 支援員が入っていないのはへき地と言われる複式学級のある学校や、いわゆる私立中や附属小中など公立とは毛並みの違う学校でこういう学校にお子さんを通わせている親御さん達は教育熱心なので手のかからないお子さんが多いので要らないのだろう。よって私達のような支援員の存在さえ知らない。同僚で東京の中高一貫で教諭をしていた方がいるが、支援員なんていう職業があるなんて知らなかったとおっしゃっている。だって支援なんていらないから。親御さんしっかりしているし。教諭や臨採で一人一人の手厚いサポートでこと足りるという。

  • ちなみに公立小に勤めてものすごくカルチャーショックを受けたというwもう別世界で異世界が日本にいくつも存在しているみたいな事をよくおっしゃるwww

支援員の仕事

  • 支援学級のおこさんが通常学級で授業を受ける時に一緒に入る。様々な支援をする。最近は発達障害のお子さんが多く、難しさを感じる時は多々ある。ただこういう児童は私は大好きで、叫んで走り出したり、透明人間と戦ったり、ハサミ投げたり、突然、チャンネル登録よろしくね~って機嫌よくなったり、カオスで次になにが起こるのか予想しずらいとこが面白い。

  • 通常学級のお子さんで支援学級に在籍してないけど、診断を受けていて支援が必要な場合は私達のような支援員が入る。

  • 通常学級にいるんだけど家庭的に厳しく物がそろってなかったり、登校渋りだったり、学力的に厳しい児童について支援もすることも多い。とくに家庭的に厳しいおこさんは増えており、若くて教員になった人はこれからこういうご家庭に対応していかないといけないので大変だと思う。意外だけれど管理職が厳しいご家庭には対応していることもある。

  • あと、先生たちのお手伝い。

  • ちなみに支援員は支援員でも、校内業務?支援員(スクールサポートスタッフと前任校では呼ばれていた)とは全く違う。教育に直接携わらない人達で、宿題のプリントを全クラス印刷したり、フッ化物洗口のお手伝いをしている。前任校でこの支援員の先生と仲良くなった。色々尋ねたら、大規模校にしか配属にならないのだそう。

支援員の採用

  • 最近は校長上がりの方や教諭上がりの方が多いが、私のように若い時から支援員しかしたことありません、という人もいる。どなたも例外なく面接を受ける。そして非正規、そして一般社会でいうとパートという立場。

  • 教員不足が叫ばれる中、今でこそ支援員も採用が難しいことはないけど、少し前までは割と倍率があった。私が一番びびったのが・・・

 S先生・・・6年間一緒の学校で仕事をしていた先生。6年も一緒に居たのは後にも先にもこの先生だけ。懐かしいな。諸事情あって一緒に別の自治体に応募しようよと話していて一緒に面接を受けた。
S先生のスペックw
 D1高校出身(わが県で偏差値の高い公立高校を4高という、その一角)
 地元国立大、文学部哲学科卒業
 大手塾での元塾講師
う~ん素晴らしい。絵にかいたような学歴www

 私・・・頭が悪く偏差値40の商業科出身。
学校は商業の老舗のような高校で商業は強かったのでいろんな検定を受けさせられたが、履歴書に書けるのは、全商簿記2級と日商簿記3級だけ。
これらの資格は高校生なら誰でも取れる資格。
地元短大卒業→元銀行員

で、同時に受けてなんとS先生落ちちゃってほんとびっくりした。支援員自体は教諭や臨採と違って学力を上げないといけないとかそういうのはない。どちらかというと福祉的な目で見て採用不採用を決められているのかなとも思ったけど、どうやら違うみたいで、数学や英語の元教諭も採用されているので、採用基準がいまいちわからない。周りの先生達もなんでS先生落ちた?ってざわついていたのを覚えている。そして一緒に受けた自治体が今勤務している自治体。
 S先生、私とかつて一緒に働いていた中学校にいらしたA先生はもう管理職になられた。時々研修でお会いし、今は研修を開催する立場になられたww私のことなんて覚えてないだろうと思っていたら覚えていてくださっていて、いつも目で合図してくださる。で、時々このS先生の話になる。今どうしてるのかな~。すごく良い先生だったんだけどなあ。

  • だいたいなんで国立卒の方を落としたのだろう。私よりほんとうに勉強もできている。だってもう私なんて四則計算さえあやしいwww

  • S先生と同勤だったころ、このあやしい計算力を何とか克服しようと思って、前の車のナンバーを足したり引いたりして暗算をよくしていた。でもすぐに飽きて、どうしたかというと・・・

  • 数字を組み替えて文字化する ex.4649(よろしく)www

  • 6を9に、9を6に180度回転させる、鏡文字ぽくって面白www

  • 1201→0112に数字を序列化してわかりやすくする

  • 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10→ひふみよいるなやこと に変換
      1201だったら、ひふとひ う~んイマイチ(0はとりあえず10に変換)

  • 次は音階を使ってみる。4263(1~8までの数字)だとしたら                               ド レ ミ ファ ソ ラ シ ド→は に ほ へ と い ろ は                         →1 2 3 4 5 6 7 8                   (なぜこのようになったかというと、ドは1の指(親指)レは2の指(人差し指)・・・と鍵盤を弾くから。ま、指は5本しかないし、弾きやすいように1→5、又は、1→6の指に途中ワープするけどそこは無視。鍵盤の指使いはたくさんのワープがある、不規則な感じが好き)              
    4263→へにいほ に変換 う~んイマイチ→屁に芋だとわかるんだけどw

  • ・・・こんな感じで色々変換して考えてしまうのでもう何か計算力いまだにつきませぬ・・・www で、これはやめました。               

しかし更にすごい先生を発見♪

  • ある英語の先生なんだけど・・・数学ができなくて困ったそうだ

  • ちなみにこの先生は、誤解ないように言っておくと、県内のある中高一貫校の出身。

  • 採用試験の時に一次関数の式を求めた問題がでたそうだ。で、この先生、数学が苦手で(でも私よりマシw)、公式さえ覚えてないそうだw

  • で、どうしたかというと、なんと、定規でxとyの距離をそれぞれはかり、傾きを出したそうだ。

  • 定規で測るって何なんだよって思ったけどどうなんだろう・・・マジ笑ってしまった。私でも一次関数の公式覚えてるよwwウケる~

  • ちなみにこの先生TOEIC600点だそうで、よく私に、N先生2級持っていたよね、まー似たようなもんだよ、とおっしゃっていた。そんな事より、この一次関数の式の答えあってたのかな・・・

  • S先生のことをA先生と話すときに、この先生の事も思いだしてしまう。この先生も今は英語の教員として県内の学校のどこかで働いている。

・・・なんでこんなこと真面目に考えているのだろう???

  • よくよく考えたら、なんで支援員を19年もやっているのだろう。始まりを考えたら、ある自治体に住んでいた時に、何か仕事しないと夫の給料じゃご飯食べていけないなあと思い、広報をたまたま見たら、事務員募集を見て履歴書持って行ったのが始まり。

  • すると採用担当の方が、非常勤の事務は登録制で登録の有効期限は1年。あなたで200番目です、間違いなく採用はないでしょうと言われ、あれ、あなた教員免許持ってるじゃない、という話の流れになり、学校の方が仕事あるわよ、こっちの方が事務より給料もいいし。面接は受けないといけないけどね、と言われ、履歴書を教育委員会に回された。あっという間に面接もなぜか受かってしまい、今の自治体は3つめで一番長く勤務している。

  • なんか、さ、私アホなのに本当にいいのかな~って自信ないし、時々しゅん・・・と落ち込んでしまう。


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