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心に残る児童書

先日、息子と図書館に行きました。
市の総合図書館です。

大きな図書館なので、「こどもとしょかん」も充実しています。

私は「こどもとしょかん」が好きなのでいつもウロウロしています。
「こどもとしょかん」の低い本棚が丁度いいし、角を丸くしたテーブルや壁に貼ってある手作りPOPや、全体的に優しい雰囲気が好きです。
「すてきなケティ」とか懐かしい。

思い出に浸れる「こどもとしょかん」ですが、最近は息子のために「読めそうな本」を探しています。

相変わらず漫画ばっかり読んでます。
でも、ここには貸し出しできない「ドラえもん」の漫画があるので、「図書館行こう〜♪」と誘うと喜んでついてきてくれます。

息子は漫画を読みながら、「のび太のいかんところはね、やってもないのに先に約束をするところ!そんで上手くいかなくて、いっつも失敗してんの」と、教えてくれました。

まぁたしかに…
のび太はお調子者だから、楽しいことがあるとつい先に言っちゃうんだよ。
でもそういう漫画だから…

偉そうに分析されてのび太もかわいそう。


話がそれました。

息子の読めそうな本を探していて、見つけたのがこちら↓

「きつねのでんわボックス」です。

娘が小学一年生の頃、「学級文庫にね…」
と、話してくれた思い出の児童書です。

【あらすじ】 
日暮れになると、町はずれにある電話ボックスにやってきて電話をかける男の子。
その子をそっと見守る母キツネの心温まるお話。

娘は今もかわいいですが、あの頃はほっぺがふっくらしていて、今よりも小さくて…

当時、娘が一生懸命話してくれるのが気になって、図書館に借りに行きました。

なんだか胸の奥がほわぁと温まるお話です。
空気感のある挿し絵も好きです。
懐かしくて読んでいると、感動して鼻の奥がツーンとしてきました。
やばい。。。 泣きそう。。。

「ぜひ息子にもこの感動を!」と思い、図書館で息子に読み聞かせましたが、いろいろツッコんできます。

「え?電話かけるときのお金は?」
「だいたい絵本のきつねは悪いけど、お母さんぎつねって優しいんよね〜」
「ねえねえは小1でコレ読んだのかぁ…すごいね」(対象学年小1〜2の本です!)

ああ…もう…
   うるせぇ…😭

息子の「ひねくれ」が素晴らしく出てしまったので、もう少し小さい時にこの本を読んであげればよかったです。

しかし、人によって心に刺さる本は違うので、強制はいけないなぁと思いました。

「きつねのでんわボックス」すてきなお話なので、おすすめです。


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