決めごとがキライな夫と朝の登園ルーティンを分担した話
夫は結婚当初から決めごとがキライで、家事分担を決めようとして何度も挫折してきた我が家。わたしの育休復帰が来月にせまるなか、ついに我が家ではじめてとなる決めごと「朝の登園ルーティン」を設定した話です。
ルールにしばられたくない夫 vs いちいち考えるのがイヤな妻
夫は決めごとがキライです。
結婚当初から、家事の分担で何度もケンカしてきましたが、その理由は大半が「家事分担」でした。
夫にいわせれば、ルールにしてしまうことで守らないといけないプレッシャーを感じたり、協力して都度柔軟に対応できなくなるのが嫌だと。
いっぽうのわたしは、毎日必ずやることや決まったパターンがあるタスクは「こういうふうにやる」と決めてしまい、「今日は○○どうする?」などといちいち考えずに済ませたい。
夫婦だけで暮らしていた期間は、なんとか決めごとをつくらずに「なんとなく察しあってやる」ことで大きなトラブルなくやってこれましたが、息子がうまれ、夫婦ともに働きながら育児をするとなると「察しあう」にも限界を感じるようになりました。
とくに毎朝の登園ルーティン。
朝6時半には起きて、息子の登園準備と夫婦それぞれの身支度、朝のうちに済ませたい家事を約1時間半で終わらせる必要があります。
いまはまだ私が育休中なので、わたしの身支度や家事が後回しになっても「あとでやればいいや」で済みますが、復職したらそうもいきません。
かといって、夫に頼らずわたしひとりですべてを行えるはずもなく…
朝だけでも分担をしないと毎朝このストレスには耐えられないと思い、夫に相談することにしました。
2週間、あえてバタバタな時間を過ごしてみた
いままでの経験上、いきなり「分担しよう」と持ちかけてもうまくいかないことはわかっていました。
まずは分担の必要性を感じてもらうため、慣れ保育のさいしょの2週間は、あえてなにも決めず、毎日「これ続きやって!」「あれはどうする?
」「時間がない!」などとあえてバタバタ過ごしてみました。
案の定、朝のうちに終わらせたい家事が終わり切らず家を出る時間がきてしまうこともあれば、お互いがどこまで終わっているのかわからず誰もやっていないタスクがあったり。
夫が在宅勤務の日はまだ余裕のあるほうですが、この調子だと二人そろって出社する日は登園に間に合わせることすらあやうい…
そんな空気感が漂ってきたところで、「試しに登園までの役割分担を考えてみようと思うんだけどいい?」と提案しました。
さいしょは気乗りしない表情の夫でしたが、「誰が何をやるのか、毎朝考えながらやるのって大変だね。無駄なく過ごすためにも最低限スケジュールを決めたほうがいいかもね」と伝えると、納得してくれたのか、提案の機会をいただけることになりました(笑)
スケジュールと分担はギチギチに固めないことで一発OK
さっそく考えたスケジュールと分担はこんなかんじ。
決めごとがキライな夫はギチギチに縛られるのがイヤだと考え、こんな工夫をしています。
「7:00~7:45の間でAとBとCを終わらせる」のように幅のあるスケジュールとタスク群をひもづけて、細かい手順は各自にまかせる形に
息子のお世話は30~45分ごとくらいの交代で、どちらかに負担が偏ることがないように
どちらか1人が在宅する想定で、人とタスクを固定せず分担が入れ替わることも想定した書きぶりに
夫にみせると、「ふ~~ん」となんともまだ気分が乗りきらない様子でしたが、次の日に実際にやってみることになりました。
無駄なく動けて、登園前に遊ぶ時間までできた
いざ、スケジュールどおりに各自で動いてみると、お互いが自分のタスクに集中でき、各自の身支度・家事・登園準備がすべて時間内に終了。
すこし余裕をもったスケジュールにしていたこともあり、登園前に息子に絵本を読んだり、抱っこして遊んだりする時間までとれました。
そしてなんと、見送り係だった夫から、通勤中にこんなLINEが。
もちろんスムーズにいかない日もあって当然ですが、朝はしばらくこの形でいくことになりました。
これはまだver.0という感じなので 、やりながらどんどん改善していきたいなと思っています。
復職したらまた共働きならではの悩みや課題がたくさん出てくるのだと思いますが、夫婦で工夫をしながら協力してのりこえていく体制の第一歩を踏み出せた気がした出来事でした。
お読みいただきありがとうございました!
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