妊娠中ならではの保活のむずかしさと、入園した今だからわかること
親子の生活を大きく左右する保育園選び。我が家では第一子となる息子の0歳4月入園のため、産前に保活を行いました。実際に通い始めて1か月が経つので、産前の保活をふりかえりながら、入園して初めて気づいた保活のポイントについても書いてみようと思います。
産前ならではのむずかしさ
産前に保活をするうえでむずかしかったのは、「未知なことだらけなのに失敗できない」ということです。子育てがスタートする前に、子どもの様子やイメージを持ちきれないまま保育園選びをしなければなりません。
妊娠後期は動くことも大変でした。我が家は8か月ごろから保活を本格化させたのですが、わたしは自宅安静を命じられて外出ができなかったため、夫に任せることになりました。もしも夫に任せられなければ、仕事をしながらの保活は心身の負担が大きかったと思います。
さらに、産前保活の経験者が少なく、情報が入手しづらいというむずかしさもありました。産前保活の必要がある生まれ月はごく一部のため、「まわりが産後に保活をしていたから産後でいいと思っていたが生まれ月的にそれだと遅かった」という話も聞きました。
入園した今だからわかる、保育園選びで気にしたいポイント
産前に保活をした際、YouTubeなどで「保育園選びのポイント」について調べていましたが、入園してみてから「ここも大事だったなあ」と思ったことが結構あります。
出産前は疑問すら浮かばなかったポイントでした。
個別対応の範囲
ミルク・離乳食の時間が固定されているのか、その子にあわせて柔軟に調整してくれるのかなど、保育園によって方針が違うと知りました。
個別対応がほとんどできない保育園の場合、保育園でのミルク・離乳食のスケジュールに家庭のスケジュールをあわせる必要があるそう。
我が家でも、仕事の関係で家庭であげる朝のミルクが早い時間帯になってしまう場合に保育園での最初のミルクまでお腹が持たず、どうしたらいいか?を現在進行形で先生方と相談中です。
成長記録や思い出づくりのとりくみ
園によって、毎月子どもの手型・足型などをつくってくれたり、季節にあわせた工作をしてくれたり(先生がほぼ作っているが笑)、毎日の様子を写真で送ってくれたりとさまざまな取り組みがあるようです。
息子が通う保育園では毎月なにかしらの制作物をつくってくれます。
5月のこどもの日にあわせて息子の指で模様がつけられたこいのぼりをもらいました。これがめちゃかわいい。
平日は帰宅後に遊べる時間が限られており写真や動画を残す余裕もあまりないので、保育園での制作物や写真の共有はとても貴重なおもいでになるなと思います。
先生への相談のしやすさ
入園前に正確に知ることは難しいものかもしれませんが、我が家の保育園では先生に気軽に相談できる環境があり、とても助けられています。
直接話しづらい場合は紙に書いて匿名で伝えられる意見箱があったり、園長先生や看護師さんが保護者とかなり積極的にかかわってくださることで担任の先生以外にも気軽に話せる存在がいたりと、相談のしやすさが安心感につながっています。
離乳食の方針
我が家の場合、入園と離乳食開始がちょうど同時期だったため、保育園の栄養士さんと相談しながら離乳食を進めていきました。
ラッキーなことに息子の保育園の離乳食方針はかなりフリーダム。「初期のお野菜は1日複数種類をガンガン進めて!市販品もバンバン使ってOK!」といった感じで、ズボラでせっかちなわたしにはかなりマッチした進め方をできています。
栄養士さんからもたくさんアドバイスをもらえます。
知り合いのなかには園から家庭での離乳食の進め方をこまかく指導されているという方もいて、それぞれに方針があるんだなあと知りました。
離乳食の方針だけで入園希望の順位が変わるほどのインパクトはないかもしれませんが、離乳食は初期から完了まで長期にわたるので、保育園と家庭でどのように連携していくのかは事前に知りたいと思いました。
登園時の持ち物
保育園によって、持ち物にもけっこう違いがあるようです。どこまでを家庭で用意する必要があるか、持ち物はどれくらい保育園にストックしておけるのかも地味に大事なポイントだと思います。
哺乳瓶を複数持参しなければいけないという園があったり、シーツや敷布団も持参する必要があったりと、持ち物によっては毎朝のことで負担が大きいです。
消耗品の定額サービスやシーツのレンタルサービスを利用できる保育園だと自宅から持っていくものが少なくて済みます。
我が家がお世話になっている保育園は、紙おむつ1枚ずつに名前を書かなければいけないため、地味に大変です。
我が家ではオムツ用のなまえスタンプをポンと押すだけにしていますが、こういった小さな指定もチリツモでインパクトがありますね。
結局、保活はいつやっても大変
我が家の場合ははじめての子ども、かつ産前ならではのむずかしさがありましたが、産後に育児をしながらの保活や、上のお子さんがいるなかでの保活など、結局のところいつやっても大変で、それぞれにむずかしさがあると思います。
保活をがんばっているパパママのみなさん、ほんとうにおつかれさまです!この記事が少しでも誰かのお役にたてるといいなあ。
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