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最近パンづくりにハマっています

私は料理が苦手です。
そんな私がなぜか最近パンづくりに目覚めました。

今では2日に1回パンを捏ねねば気が済みません。
飽きずに毎回同じパンを作っています。
日に日にパンへの愛情が募っています。

この記事では、パンづくり初心者がパンづくりの魅力を語ってみました。




1 香りがたまらない

 まず香りです。捏ねているとき、発酵が終わったとき、焼き上がったとき、パンづくりの最中は常に心地よい香りに包まれます。
 
 バターの香りや発酵により熟成された香り、焼き立ての香ばしさがたまりません。特に発酵が進むにつれて熟成されていく香りが良きです。
 
 以前「パン屋さんはうつ病にならない」という記事を読んだことがあります(記事の信憑性は定かではありません)。
 パンが焼けたときの香りは幸せホルモンの分泌を促すそうです。
 確かにパンを作っていると、ウキウキとした気分になるので、個人的にはこの主張は納得です。


2 感触が楽しい

 次に感触です。生地を捏ねていくと、弾力が出てなめらかな質感になります。触り心地が少しずつ変化していくのが楽しいです。
 
 私が特に好きなのは、一次発酵後のふわふわとした生地の柔らかさです。毎回触るとき、ちょっとテンションが上がります。
 
 焼き上がったパンの質感もいいですね。表面のカリッと感、中身のふんわりもちもち感、癒されます。

一次発酵前後の様子がこちらです。

一次発酵前

                 ◆       

          ~ 常温で1時間くらい放置 ~

                 ◆

一次発酵後

   こんなに膨らみます!触るとふわふわ、極上の柔らかさです。

次に、二次発酵前後の変化がこちらです。

二次発酵前


二次発酵後

      さらに膨らみました!生地のぷるぷる感が増します。

最後に焼きの工程です。

                 ◆

          ~ 180℃のオーブンで18分間 ~

                 ◆

完成

        完成!ちょっと焦げていても気にしません


3 生命を感じる

 パンづくりは酵母菌が発酵する力を利用して生地を膨らませます。つまり、パンづくり=酵母菌の生命活動ということです。
 実際、発酵の過程で生地からプクプクと気泡が出ます。それを見ると、「あー、息してるんだな」と愛おしい気持ちになります。

 毎回同じ種類のパンを作っていますが、同じ仕上がりになることはありません。膨らみ方や大きさ、香りなど、毎回違う表情に出会えるので、飽きることがありません。
 どの工程がこの違いにつながったのかなと考えていると、次回のパンづくりがまた楽しみになってきます。

 パンづくりは料理をしている感覚より、何かを育てている感覚に似ています。もしくは、実験に近いかもしれません。
 動植物を育てるのが好きな人、生物や化学の実験が好きだった人はパンづくりは向いていると思います。


 今回は料理が苦手な私が思うパンづくりの魅力について綴ってみました。
 同じく料理に苦手意識がある方、「パンづくり、ちょっといいかも」と思っていただけたら、ぜひ試していみていただきたいです。
 予想以上にハマってしまうかもしれませんよ!


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