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父親こそが育児すべき理由【主夫の経験談】

こんにちは!
兼業主夫歴5年のかじおです。

この記事では

  • 子どもがいる、もしくはこれから生まれる父親

  • 夫に育児参加させたい妻

に向けて、父親が持つ育児をする際の長所を紹介します。結論から言うと、父親が(例え単独でも)子どもを育てる上で有利になる事はあっても不利になる事はほぼありません。

私は兼業主夫として一児を育てております。
生後1年間は育休を取って一人で世話をし、その後も妻は仕事、私は主夫業をメインに行うという方針の元で、できる限りの育児を引き受けています。
妻が仕事柄出張や帰りが遅くなることが多いのですが、両親も義両親も遠方で頼ることはできないのでワンオペにも慣れています。

そんな生活の中で「あれ?父親って育児に向いてないって思われがちだけどそんなことないんじゃないか??」と思うことが多々ありました。今回はその経験を元に、父親こそ育児に参加すべき理由を紹介していきます。

なお、本記事ではあくまで性差を見たときの男性の長所を解説するものですが、そもそも育児に参加できることは男女隔たりなく楽しく恵まれたことですので、例え自分には向いていないと感じてもどんどん参加していくのをオススメします。


男性が育児に向いている点

筋力や体力がある

育児は8割肉体労働です。
一般的に男性のほうが筋力、体力があるのでこの一点だけでも適性があることがわかると思います。

我が家のケースを紹介します。
息子はベッドで寝ない子だったので、新生児期は3〜5キロの赤子を常に抱えての生活を余儀なくされていました。寝かしつけのために毎日何時間も散歩して、私も抱えたまま座って寝て、ミルクを飲ませて、散歩して、家事して、座って寝て…と言う繰り返しだったので体力が無かったら乗り切れなかったかもしれません。(今思えば結構睡眠に難があるケースでした…)

筋力があると役に立つケースとして、次のような場面もあります。
今、我が子は20kg近くあるのですが、出先で急に体調不良になるなどして、抱えて移動する必要が出てくることも珍しくありません。もう一般的な女性には厳しい重さに思えますが、父親の私にとってはまだ片手でも抱えて歩けなくもないので、そういった面でも二人で出かけていて不安は少ないです。

他にも、1日中公園で走り回ったり、プールで泳いだり、筋力、体力があることがプラスになる場面は毎日のように出てきます。

産前産後がない

これも明確な強みです。
子どもの最も手のかかる時期は子によってまちまちですが、その一つとして新生児期があります。
そんな時期を、出産して体力が戻りきっていない母親に任すのは酷で、普段通りの父親が世話をするほうが合理的です。
第二子以降の出産のことを考えても、常に動ける父親が先に生まれた子どもたちを世話できる(ついでに家事もできる)方が効率的でしょう。

その他

あとは私の主観が入ってる項目です。
↓に当てはまるタイプは子育てに向いていますが、どちらかと言えば男性に多い気がします。

  1. 不規則な生活に耐性がある。

    • 特に新生児期は昼夜問わない生活を送ることになります。ゲームで夜ふかししたり、ときには徹夜で遊んだりと、不規則な生活に抵抗がないのはどちらかと言えば男性なイメージがあります。

  2. 一人で過ごすのが好き

    • 子育て中は、会話の出来る存在がいないところで1日中、ときには何日も過ごすことがあります。会話好きな方だとストレスが溜まる生活ですが、一人が好きなタイプだと気になりません。私もこのタイプなので特につらくなることはありませんでした。

向いてない点は…?

では父親に不向きな点は?というと「母乳が出ない」の一点だけだと思います。
ただ、母乳とミルクをどう飲ませていくかは各夫婦で決める事で、私達は完全ミルクで良しとしたのでこの点は乗り越えられました。

これ以外では、少なくとも私が育児する上で、父親であることが要因になって困ることはありませんでした

他には、世間一般では父親には母性がないので母親の代わりは出来ないといわれます。
しかし、実は「母性」は存在せず、母父関係なく育児に積極的に関わった人に「親性」(いわゆる母性のようなもの)が芽生えるということが最近の研究でわかっているらしいです。これは私の感覚とも一致します。

まとめ

男性は育児に向いています(断言)。
どんどん引き受けて(妻目線だと任せて)ください。
幸い現代は男性でも育休が取りやすくなってきていいるので、積極的に制度を活用してより良い家庭を作っていきましょう!

以上。

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