文房具ギャラリー香

文房具ギャラリー香/きょう。 2024/02/10名前を変えました。 (旧名は文房具香…

文房具ギャラリー香

文房具ギャラリー香/きょう。 2024/02/10名前を変えました。 (旧名は文房具香です) 文房具の事を中心に紀行も書き始めました。 よろしくお願いします。

最近の記事

【文字に美はありや。】 伊集院静 著 文春文庫

最初に。 表紙の美しさで手に取り購入したこの本は、文藝春秋に連載に連載していた40話を一冊に纏めたもので、 文字の歴史や書聖(王羲之)に始まり、空海、坂本龍馬、近藤勇、副島種臣、夏目漱石、などなどを進み、古今亭志ん生の書の話を39話、書道ロボットを引き合いに書を連載してのまとめを40話に置いて終わっています。 上の写真は、40話中の第10話「猛女と詩人の恋」の最終ページ。 伊集院さんによる書き始めは、  彫刻家であり、日本の近代詩の先駆者である高村光太郎は、書についてこう

    • 香のご紹介

      朝活は手帳書きから編 アプリでその日の管理を簡単にしていますが、アナログも捨て難く、次の日の朝活でアナログの手帳書きをしています。 内容別に書き分ける為に何冊かの手帳やノートを使っているのですが、 情報集約の為に、それらを開いて、机いっぱいに広げる事もあります。 これは、ホワイトボードの代わりといった所ですが、 各手帳で使う筆記具を変えるので、文字の質感や書き方が違っていて、視覚的に楽しいのです。 元々は、何でも1冊の手帳書きにしていました。 1冊で済んでいたけれど、必

      • 朝活は手帳タイムです。 左上から時計回りに、 ・ほぼ日方眼ノートA5 アイデア用 ・セプトクルールA5 仕事案件用 ・ほぼ日手帳weeks スケジュール用 ・ほぼ日5年手帳 日記や覚書

        • 長年付き合っている文房具への思い⑳ほぼ日5年手帳

          ほぼ日手帳さんの「5年手帳」オリジナルサイズ 今使っているのは2022年始まり。5年後は2026年までの物です。 3年前に、その前の5年手帳が終わりになるところで買ったので2冊目。 手帳なのですが、私の中の認識は日記帳です。 日々のスケジュールはほぼ日手帳の週間手帳weeksを使い、日記としての覚書を5年手帳に書き込んでいるのです。 生前の父が、会社員時代から年毎の手帳と3年日記を併用して使っていたので、自分的に馴染みのある使い方です。父は5年日記より3年日記の方が合ってい

        【文字に美はありや。】 伊集院静 著 文春文庫

          記事タイトルに共感した話

          ↓この記事のタイトル。 5年手帳(紙だけど)を使っている実感として、本当にそうだなぁと思う。 2022年始まりで2024年の今年はちょうどページの真ん中、上段のこんな事あんな事があったを読みながら今を書き続けている。 因みに2023年は、ほぼ空白。2022年の始まりから急変した家族の事を書いた前年が目に入って、まったく書けなかったのだ。 今年は年の始まりから書けたので、昨年一年の空白を目にしてもそういう状況だった自分を落ち着いて受け入れる事ができるようになったのかなと思

          記事タイトルに共感した話

          作家のペン No.2

          「芹沢光治良記念館」 正式には沼津市芹沢光治良記念館である。 2024年2月に、静岡県沼津市出身の文人芹沢光治良の記念館に行った。 1月に作家池波正太郎ゆかりの記念館を訪れたことが発端となり、色々調べているうちに芹沢光治良の記念館に行き当たり、「この記念館は以前から知っているのに行ったことがない」と気付いた。調べると愛用の筆記用具の展示があると書いてあったので、早速そこを目的に行くことにした。 「記念館を知っていた」と言う始まりは、自分の小学生の頃。 この近隣に療養型の病

          マルチエイトの続き

          前の記事からの続きです。 前の記事↓ 「長年〜」というタイトル…。 実際は、3年前から使い始めました。 この年に年明早々母の介護生活に変化があって、自分の中で様々な思いが交錯していたのでそれを整理する為に使い始めました。 物の仕分け、部屋の片付け、身内とのやり取りetc.いっぺんに大量の処理を進める為に、試行錯誤でノートに書き付けるのは色分けが必要でした。 ↓ ①赤色 ②緑色 ③青色 ④黄色 ⑤ジアゾノンコピー  〜青焼きコピーに写らないピンクカラー ⑥橙色 ⑦PPCノ

          マルチエイトの続き

          長年付き合っている文房具への思い⑲

          マルチエイト。 色鉛筆の芯だけを8色分、多機能ペンのように使いたい色を選ぶ為にカチャッ!カチャッ!と軸を回し、シャーペンの様に繰り出して使うメカニカルな色鉛筆です…色鉛筆じゃないけど。😎ユルシテネ 公式のご案内はこちらです↓ 色を使い分ける必要がある時に便利である事はご理解いただけると思いますが、色鉛筆の芯なので書き付ける物を選びます。 基本は、紙です。 そして紙の表面は、つるつる派よりもざらざら派、が良くて、私個人的にはスケッチブックやほぼ日手帳をよく使います。「スケッチ

          長年付き合っている文房具への思い⑲

          2024/02/10 名前を変えました(旧名は文房具香です)。 内容は変わらず文房具の事が中心です。 よろしくお願いします。

          2024/02/10 名前を変えました(旧名は文房具香です)。 内容は変わらず文房具の事が中心です。 よろしくお願いします。

          作家のペン

          「池波正太郎真田太平記館」 2024年1月に長野県に行った。 宿でまったりしながらあれこれと興味のあることを調べているうち、上田市に池波正太郎の記念館がある事を知った。 私は、池波正太郎=「鬼平犯科帳」で、全巻読破し中村吉右衛門のTVドラマも観たその鬼平の池波だ!と急に意気込み興味津々。 (真田太平記館、と言いつつ頭の中は鬼平でいっぱい) 長野を去る日にちょっと遠回りをして立ち寄ることにした。 お目当ては、池波正太郎の使用していた万年筆の展示。 正真正銘の作家のペンなのだ

          長年付き合っている文房具への思い⑱

          経験値だけの回になったので目次を使いました。 ①無印良品 無印良品のシャープナー。 削れる、小さい、派手ではない、白い、という特徴。 会社で使う為、問題ない大きさと事務用として見た目も良いという利点。 難点は、ケースが無く削りカスがそのまま出る、という点。 適当な大きさの端紙の上でシャープナーを上下逆さにして使い、そのまま落ちた削りカスごと捨てるという手法で、ちんまり削っていました。 ちょっと芯先が甘い時や、咄嗟に削る時に向いています😊 ②ステッドラー 一個口、

          長年付き合っている文房具への思い⑱

          長年付き合っている文房具への思い⑰

          三菱鉛筆のシャープペン/PECKER サイドノック式のシャープペンです。 中学の頃、シャープペンを使うのが中学生!という風潮にそのまま流され、新しいもの好きのアンテナがCMの「ウッドペッカー!ウッドペッカー!カチカチ!」をキャッチしました。 握った時に、芯を送るノックが人差し指の所にある、というサイドノック。 使っているうちに、 ・プラスチックの軽量設計は筆圧が強いと芯が折れることが多くて、芯送りのカチカチする回数が増える。 ・指が短い自分はサイドノックを送るための指の長

          長年付き合っている文房具への思い⑰

          暑さもそろそろ、と思うのですが、やっぱり暑いですね。 暑中お見舞い申し上げます。 (ちょっとひと休みしてもいいかも) ご自愛くださいませ。

          暑さもそろそろ、と思うのですが、やっぱり暑いですね。 暑中お見舞い申し上げます。 (ちょっとひと休みしてもいいかも) ご自愛くださいませ。

          長年付き合っている文房具への思い⑯

          MONO/シャカシャカシャープペン。 白地に青と黒の線で一目でMONOとわかる爽やかさ。 MONOのロゴカラーを筆頭に綺麗な色の軸が並んでいた店頭でその時に選んだのは単色の青。 その日は試験で50問のマークシート回答、鉛筆を4本と消しゴムを準備しました。 意気揚々と出かけたはずが、移動の電車内で何故かシャープペンの2B芯をペンケースから出さなかった事を思い出し、気になって仕方ないので買う事に決めて会場までの途中で書店の文房具コーナーで「この青がいい」と選んだのでした。 そ

          長年付き合っている文房具への思い⑯

          最後にオマケを追記してしまいました。 追記前を読まれた方も良かったら覗いてみてください🖐️ ↓ https://note.com/joyous_bear785/n/n0245bea1c168 長年付き合ってきた文房具への思い。⑮

          最後にオマケを追記してしまいました。 追記前を読まれた方も良かったら覗いてみてください🖐️ ↓ https://note.com/joyous_bear785/n/n0245bea1c168 長年付き合ってきた文房具への思い。⑮

          長年付き合っている文房具への思い。⑮

          PILOT/Dr.グリップのフレフレシャープペン Dr.グリップのフレフレシャープペン、正式な名前を知りません。 フレフレ機構という機能の説明はあるのですが、私は勝手に「フレフレシャープ」と呼んでいました。 ある研修で、何回も計算問題を解く時間がありました。 問題が20くらいあって、4問づつランダムに印刷されたプリントを何回も解く。 資格試験の特殊計算問題に特化した社内研修、習うより慣れろ研修です。 もう理解の幅を超えて、ひたすらメチャクチャな解き方をしては間違った問題の

          長年付き合っている文房具への思い。⑮