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ネパール語学習の最初のつまずき:有声音と無声音

正直に話をすると、語学留学のため、ネパールに来た時、有声音と無声音の違いがわかるのに、2か月もかかりました。今、ネパール語学習されている方には、同じつまずきをしてほしくないので、以下、書くことにしました。


全然わからなかった有声音と無声音の違い

私たちが日本語を話す時でも、有声音で話しがちな人、無声音で話しがちな人がいます。ちなみに、私は有気音で話すクセがあります。

だから、私は「かきくけこ」と発音しても「Kha khi khu khe kho」とすべて有声音で発音してしまいがちです。

だから、無声音の「ka ki ku ke ko」の発音が、ネパールにいても、2か月間も出来ませんでした

魚住りえさんの発音から考えるネパール語の有声音と無声音

ネパール語の有声音と無声音と言われても、始めはその違いがわかりませんから、日本語から見ていきましょう。

以下の動画を見て下さい。私も大好きな、魚住りえさんのYouTubeチャンネルです。

冒頭に「皆さん、こんにちは。今日は何の日でしょうか?」とおっしゃっていますね。

ネパール語風に言うと、こんにちはの「こ」は無声音、でしょうかの「か」は有声音で魚住さんは発音されています。

でしょうかの「か」の部分は、息を思いっきり吐いて発音されている感じが伝わりますよね。これが有声音です。アルファベットでは「Kha」と表記します。

一方、こんにちはの「こ」は息を吐いて発音している感じがしません。もちろん実際は息を吐いているわけですが、吐いているように聞こえないという意味です。これが無声音です。アルファベットでは「ko」と表記します。

錦鯉の長谷川さんの発音から考えるネパール語の有声音と無声音

もう一つの例を見ていきましょう。こちらも私が大好きな、錦鯉の長谷川さんのお馴染みのフレーズ「こんにちは」です。

マイクを通して話されているから、よりわかりやすいと思います。こんにちはの「こ」は、思いっきり息を吐くように発音されていますよね。

先ほどの、魚住さんの「こんにちは」と聞き比べて下さい。魚住さんの「こ」は無声音で、息を吐くように発音されている感じがしません

一方で、長谷川さんの「こ」は有声音で、思いっきり息を吐くように発音されています

アルファベットで表記するなら、魚住さんの「こ」は「ko」、長谷川さんの「こ」は「kho」です。

いかがでしょうか。基本、ネパール語は日本語から考えた方が学習しやすいです。少しでもイメージがつけば幸いです。





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