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2歳5か月の胎内記憶

先週末、生後10か月の第二子が入院した。我が家の事情(未就園児がいて、預け先がない)を考慮してくれて、日中は病院で預かってくれている。

そんなわけで、予想外に2歳5か月の第一子ちびちーちゃんと1対1で過ごす時間が生まれた。

振り返ると、ちびちーちゃんに向き合ってゆっくりお話することは今までほとんどなかった。反省。この機会に、ずっと前から聞いてみたかったちびちーちゃんの「胎内記憶」について教えてもらった。



胎内記憶とは、

「胎内記憶」とは、「子どもがママのお腹にいたときのことを話す」ことを指す。中には、天国にいた時の自分を覚えていて話す子もいるらしい。

話してくれる年齢はだいたい2~3歳くらいの子ども。記憶がある子もいればない子もいるみたい。

私が「胎内記憶」について知ったのはこちらの本から↓

不妊治療をしている時に、私・旦那さん・母・従姉・叔母と読み回し、全員ぼろ泣きした。


ちびちーちゃん(2歳5か月)の体内記憶

第二子が入院しているからこそ生まれたママとちびちーちゃんふたりきりのお風呂タイム。湯舟であったまっているときに「ママ、だっこ」とはぐしてきたタイミングで聞いてみた。

「ちびちーちゃんはお腹にいた時を覚えている?」

うん!まっくろくろ!

なんと!覚えているらしい!!まっくろくろは、暗かったってこと?

「どんなかんじだった?」
「うーん…。おふろ!」

水の中にいたってことなのか、今の現状について言ってるのかは正直わからない。
すると、私が聞いてないのに語り始めた。

お風呂の天井を指差し、

「あっちにいたの」

「お空にいたってこと?」
「うん、おそら」
「ちびにーくん(第二子)と、お・や・く・そ・く、したの」

おやくそく、とは…?もしかして兄弟になるとかそういうこと?

「おそらにちびにーくんと一緒にいたの?」
「うん。○○くん(従兄)とおねえさんも。
 おいも食べて、ごはん食べたの~。
 ○○くん、ばいばいしたの~。」
「ちびちーちゃん、すっっっぽーんて生まれたの!」(一番力説)


これには驚いた。

まさかちびちーちゃんの従兄の名前が出てくるとは。そして、おねえさんとは、もしかして、ちびちーちゃんの前に授かって流産した子のこと?

ちびちーちゃんの出産時、そういえば子宮口全開までは長かったけど、1回いきんだだけで生まれた。「すっっっぽーん」と表現する気持ちはわかる。


「おねえさん、今どこにいるの?」
「アニーちゃんとドキンちゃん。公園もいる。ママのお腹も。」
アニーちゃんとドキンちゃんはお気に入りのぬいぐるみ。
公園とママのお腹はよくわからないけど、近くにいるってことかな。

「そっか、また会いたいね。」
「ん?会えるよ!!」

この「ん?」が、印象的で。ママったら何言ってるの、会えるに決まってるじゃんって思っていそうな顔だった。



ママとパパの感想

お風呂あがってから、すぐに旦那さんにLINEして共有した。

流産した子を忘れたことはない。母の日が来るたびに、妊娠検査薬で初めて陽性を見たことを思い出す。1月が来ると出産予定日を思い出す。

むっちゃん。

と呼んでいるあの子。
今もアニーちゃんやドキンちゃんの中に入ったり出たりしてそばにいてくれると思うと、なんだか嬉しい。永遠に失われたと思っていた存在が、今もそばにいるんだね。目では見えないけどさ。


旦那さんも同じことを思ったみたい。


そして、第二子を超絶スピードで授かった理由も判明。
ちびちーちゃんとお空で「お・や・く・そ・く」してたからだね、きっと。


信じる、信じない
いろいろあるけど、私はちびちーちゃんが話してくれたことをずっとずっと信じていたいな。第二子にも機会があったら聞いてみたい。





最後にちびちーちゃんの衝撃の一言

「あ、ママのお腹にまたおねえさん来るよ。あと、男の子。
 は~~~~~。ちびちーちゃん赤ちゃんほしい!!!」

え、次は双子なの!?と思った私であった。
子どもはもともと3人希望だけど…4人か……これは賑やかになりそうだ(笑)




明日もいい1日になりますように。


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