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保活クリアの先に3歳の壁。子育てって壁ばっかり!小1の壁、小4の壁。

慣らし保育期間中に幼馴染とカフェでブランチをした。

お互いの貴重な復帰までの慣らし保育の時間を使って、お互いの中間地点の駅チカのカフェでおしゃべり。そこで話題になったのは、「子育てって壁ばっかり」ということ。



せっかく保活を勝ち取って保育園に入れたというのに、次に待っているのは3歳の壁だ。

3歳の壁とは、
一般的な企業の時短勤務が3歳までで終わることを指す。

3歳になるころはまだ子どもは2歳児クラス。
時短勤務からフルタイム勤務になるから、子どもが保育園に預けられる時間は長くなる。保育料無償化は対象外だから、保育時間が長くなることに比例して保育料は高くなる。

親は8時間労働の9時間拘束に通勤時間が加わる。子どもは親の勤務時間と通勤時間を合わせた時間を保育園で過ごすことになる。もはや、家が保育園なのか、保育園が家なのかわからない。家には眠りに帰るようなもの。

保育士だった私は、その現実に子ども、もしくは親が耐えられなくて、正社員からパートに切り替えるご家族を何人も見てきた。




次に小1の壁がある。

小1の壁は、
学童保育に入れるか入れないか。
保育園より預かり時間が短いところもある。18時半で閉まるところもあると聞いた。それでは両親ともにフルタイムで働くことは無理がある。

もし、学童保育に入れなかったら、小1の子どもたちは14時ごろには帰宅する。その時間におうちにいて「おかえり」と言うためには、やっぱりフルタイムでのお仕事は難しい。

実際に保育士として、小1にあがる前にパートに切り替えたご家族を私は知っている。




小4の壁は、
学童保育の対象から外れることを指す。学校が終わったら、親の仕事が終わるまでひとりでお留守番していないとならない。

小4ってまだ10歳。ひとりでお留守番させることに、まだまだ不安はある。




子育てって壁ばっかりだ。




共働き世帯がマジョリティになってしばらく経つけど、そのへんの設備や制度は間に合っていない印象を受ける。

昔はなんとかなったから、今もどうにかなると本気で思っているのかな。偉い人たちは。

祖父母のヘルプがあることが前提。定年を引き上げたから、祖父母もまだまだ仕事をしている。近くに住んでいるとも限らないし、なかなか頼めないよ。





1億人総労働社会だっけ?
犠牲になっているのは未来の日本を支える子どもたちでは、と思わずにはいられない。




そんなことをおしゃべりした1日だった。
(真面目な話だけじゃなくて、お互いの子どものかわいい自慢もしたよ!笑)




明日もいい1日になりますように。





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