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欠けた花火 【詩】【ポエム】


ベランダから見た花火は

半分しか見えなかった


だけど私は寂しくはない

あと 半分は想像力で埋めるから


”季節外れの花火も いいもんだね”って

あの場所で言ってた   あなたの声を脳内再生


年の終わりに 人は駆け込むの

今年 叶わなかった欲望を満たすために

空虚感を埋めるために


達成した事をカウントして ほくそ笑むの


あなたの肩に もたれかかる 自分を想像して

寒ささえ 味方につけて

想像力は 毛皮の暖かさにも勝るの


炎は この胸の中に ともすわ。




詩(ポエム)で、唯一無二の世界を作ります✨