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僕は「過去の実績には大して意味がない」と思っています。
サハラマラソンも、日本縦断も、沖鯖も、すべては過去のことで、
走ったと言う事実はあれど、そこに過度に引きづられるのではなく、意識を向けるべきは、今、そして未来だ、と。


サハラマラソンも、日本縦断も、実際に走ったのは数年前のことです。
当時はそれなりのトレーニングなどをして臨んだでしょうが、今はその頃以上に経験値も知識も増え、より成長しているはずです。

マラソンというのは、確かにフィジカル的なことが影響しますが、距離が長くなればなるほど、メンタルや経験が影響を及ぼすことが大きくなります。
メンタルも経験も、場数を踏めば向上を図れます。
つまり、時間が経つにつれて、走る企図が増えるにつれて、向上していくはずです。

であるとするならば、過去の実績を誇らしげにするだけでは進歩がないのです。大事なのは今、そして未来を考えて、動くことなのです。


他者から評価されてもいい気にならない

経歴にまったく意味がないわけではありません。
実際に、僕も人前でサハラや日本縦断の話をして、「すごいですね!」「もっとその話聞かせてください!」と評価されることはあります。
僕の話を聞いて、「勇気づけられた!」「おもしろかったです!」「刺激を受けました!」などおっしゃるので、そこに多少なりとも価値はあるのでしょう。

ですが、自分自身はそれで満足していては成長は望めません。
自分がどうありたいか、を考えたときに、そこを安住の地として生きて、「俺は昔はすごかったんだぜ!」と自分の昔話を酒の肴にしていたいのか、そうではなく、自分の未来の話を楽しく話す自分でありたいのか。
僕は後者だと思うので、頼まれでもしない限り、過去の話はしないようにしています。(思い返してみて、そこから走るエッセンスや教訓を学ぶことはありますが)


過去にやったことはもう過去のことです。あくまでも過去のことで、今の自分ではありません。
他の誰かは評価しても、自分ではそれを自慢してお山の大将になってしまっては、それ以上成長しないのです。


今日もお読みいただき、ありがとうございました!

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