セネガルの公用語はフランス語であり、アラビア語ではありません。

セネガルの公用語はフランス語であり、ネット上では、閣議決定でフランス語がアラビア語に置き換えられたという書き込みが広まっていますが、これは誤りです。

ネット上に拡散した投稿は少なくとも12万回閲覧され、その多くには4月2日に就任したBassirou Diomaye Faye大統領の写真が含まれています。

画像提供:ロイター通信

ある投稿には次のように書かれていました:「セネガル政府はフランス語を公用語として廃止し、アラビア語に置き換えると発表した」、「日曜日の閣議で決定されたこの決定は、セネガルで進行中の政治的変化を反映している」

セネガル大統領府の関係者はロイター通信に対し、この主張は誤りだと述べています。公用語は変更されておりません。

また、セネガル新政府からの公式発表もなく、セネガル通信もそのような変更を報じていません」。

セネガルはフランス語を公用語とする国際フランコフォニー機構の加盟国です。

セネガルの閣僚会議が毎週開催された後、記者団に送られたいくつかの声明では、アラビア語について触れられているものの、アラビア語がセネガルの公用語として採用されるとは明言されていませんでした。

フランス語で書かれた4月17日の発表には、「宗教問題及びアラブ教育統合総局」の新設が記されていました。4月24日の発表では、若者の雇用を促進し、フランス語とアラビア語で教育を受けた若い卒業生の迅速な職業的統合を保証するシステムを首相官邸で実施する計画が取り上げられています。

政府ウェブサイトFaye大統領のX配信はフランス語のままです。

【評定:誤りです】

  • セネガル大統領府の関係者はロイター通信に対し、この主張は誤りだと述べています。

  • そのような変更の公示はなく、公式SNSの配信や ウェブサイトもフランス語のままです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?