見出し画像

Blenderからmayaへ移行して思ったこと

当方現在高3で来年度から専門学校で本格的にMayaを学ぶことになりまして、この際だからと学生版を申請し専門学校入学前から独学で初めてみました。

Blenderを8年ほど使用しており正直趣味のみの場合移行する意味は一切なかった上しんどいので学ぶモチベはありませんでした….w

ですが専門でどうせ学ぶならと重い腰をあげて真面目に1ヶ月ほど取り組んでみましたので、メモ的な使い方も含めてつまずいた点や慣れるまでに思ったことをつらつら書いていきたいと思います。

どのくらいまでできるようになったかを貼っておかないと意味がないと思うので一応貼っておきますと
1月24日に学生版の申請が通り2週間ほど経った時のスクショになります。

初めて2週間ほど経った時のモデル

あまり自分で言うのも好きではないのですが、2週間でそこそこのモデルが作れるようになったなと思います。

と言うわけで前置きも終わりにして思ったこと手こずったところを書いていきたいと思います。

VertexとEdgeが単独では存在できないのがツライ!!!


まず初めに思ったのがこれですね….w

Blenderだと頂点をEキーで伸ばしていき最後にFで面貼りしてフェースを作っていくことができ、色々なチュートリアルでもそのやり方が使われてることが多いですがmayaではソフトウェアとしての考え方の違いによりありません。

blenderでいうこれがmayaでは不可能

これは自分にとっては衝撃的すぎて最初は全く受け付けませんでした….w

これに慣れるにはエッジやフェースを押し出して行くモデリングを意識してやって行くしかありませんでした…
今でもあまり慣れませんが最初の1週間くらいはこれに慣れることができず造形力が目に見えて下がりました…
慣れてくるとある程度今まで通りにできるようになってきました。

いちいち上のタブから機能を押すのがめんどくさい!!!

これに関しては自分がショートカットを知らないだけかもしれませんがBlenderのFキー(面張り)と似たような機能のブリッジだったり穴を埋めるなどが全て画面の上のタブから押さないといけなくて正直ダルいです。

mayaを仕事で使ってる人がよくblenderを使ってるとクリック数が明らかに減ると言ってるのをすごく実感します。mayaはいちいちクリックしないといけないものが非常に多い印象です。

なんでこんなのが業界標準なんだよ


しんどいw

マルチカットツールが超便利!!!


mayaネガが増えてきたのでいいところを言っておくとこれに関しては触る前からいろんな人が言っておりめちゃめちゃ楽しみにしていたんですがマジでナイフやループカットを包括したマルチカットツールがガチで便利です。

Ctrl Shift Xで呼び出せるマルチカットツールを使えば基本的にメッシュを切ったり増やしたりが簡単にできてBlenderより楽で綺麗でした。
Vertexとedgeが単体で存在できないハンデを乗り越えれば、マルチカットツールで逆に快適にモデリングできるかなって思いました。


プロジェクトファイルがすぐエラー起こしたりする!


正直これに関しては意味がわからないのですが、バックアップをオンにしないと自動保存されない割に一度mayaがクラッシュしたらPFが開けなくなるなどが多くてきついです(1ヶ月半で2回くらい起きています)

maya asciiで保存すると復旧できるとの情報もあるらしいんですけど、正直自分の知識じゃ全然ダメだったのでGoogleドライブにPFを入れてPFが壊れるたびに数分前のバックアップをダウンロードすることによって対応しています。
どうにかならないんですかこれは…..

というわけでもっといろいろ思ったことがあるんですが、筆者の記憶がバカすぎて忘れてしまったので思い出し次第追記していきたいと思います。

mayaとblender両方使えると大分便利だなと思いました。

個人的にどっちがいいか

正直機能追加のペースや企業がBlenderを採用し始めてるのも相まってBlenderのほうが将来性はあるんじゃないかなって思いましたし、Blenderのほうが自分には慣れてるのでBlenderのほうがスキで良いと思います。
ただしblenderはチームレンダーや複数GPUに対応してないのが企業が移行しない理由なんでしょうね。

mayaの社内製アドオンなどに多額の資金を投資していて今更後に引けないってところも関係していそうですw

ですがMayaはアーノルドが超きれいだったり2018年のmacbook proでも結構快適に動くのでそこは良いなと思いましたしなんかプロ感あって楽しくはあります!w

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?