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元祖平壌冷麺屋note(168)

スキマ時間には、本を読む。

スーパーやコンビニのレジ待ち、郵便局や銀行での順番待ちはもちろん、信号待ち、電車待ちでは、本を読んでいる。

歩きスマホよりも、歩き読書。

書類をコピーする最中の待ち時間、病院の待ち時間、行列ができる人気店の待ち時間、テーマパークのアトラクションで並ぶ時間(ディズニーランドとUSJは文庫本が必須)は読書タイムにうってつけ。

夕方過ぎに、冷麺屋のレジ前で、中村文則と綾野剛の対談を読みふけっていたら、行きつけの明石焼き屋さんのマスターが、ご来店して、

「そこで読むんですね」

とツッこまれたのだった。サボっているところを目撃されたみたいな。

朝ランと通勤、退勤時に音楽を聴くのが常だけど、「通のためのビートルズ」プレイリストを昨日から再生していて、これが電車を乗り過ごしてしまうくらいの通っぷりで、嬉しかった。

彼らがデビュー前に、風呂場で録音した音源とか、トニー・シェリダンのバックバンドで演奏していた時の曲とかは序の口で、近年、発売された未発表デモの曲には、えっ、解散の半世紀後に新曲? というくらいの驚きと喜びがあった。

さらに、数分の無音状態が続いたので、わわ、これは犬と猫にしか聞き取れない周波数で録音したアレだな、通のためとは言えど、ちょっと攻め過ぎだろ、と喜びながらタイトルを確認したら、ただのエラーコードだった。

娘が、「好きに飲んだらええねん、何を飲んでもええねん」と自己流に歌っていて、それはウルフルズだったのだけど、さかのぼっていくと、結句、ビートルズなのだった。

娘の名前の響きが、ジョン・レノンに似ているのは、ここだけの話。

それでええねん。それでええねん。あーあーあー(ビートルズが唄うツイスト&シャウトのコーラスのように和音で階層的にハモりつつ)、ええねん♪




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