J&T環境株式会社と環境のミカタ株式会社の資本業務提携
皆様こんにちは!
今、もっともDXとサーキュラーエコノミーに熱い男、健一です!
静脈産業のニュースを紹介しています。
今回はJ&T環境が環境のミカタ株式会社と資本業務提携について取り上げていきます。
プレスリリースの内容
J&T環境株式会社について
J&T環境は業界の人なら誰しもが知っている、JFEエンジニアリングのグループ会社です。
北は北海道、東北、関東、中国地方に廃棄物処理施設を構える、総合廃棄物処理会社です。焼却(固形、液もの、感染性廃棄物)、蛍光灯・乾電池リサイクル、食品リサイクル、容器包装リサイクル、家電リサイクルなど幅広く展開しています。
多くの廃棄物処分会社の最終処理先などになっていることが多く、この業界では切っても切り離せない会社の一社といえます。
環境のミカタ株式会社について
環境のミカタ株式会社は1977年設立の廃棄物処理会社で、2022年にTOKYO PRO Marketへ上場しています。
静岡県焼津市を中心に5つの工場を保有し、廃プラスチック類を中心にRPFの製造やマテリアルリサイクル、生ごみ等の堆肥化リサイクル、PCやOA機器のリサイクルなどを手掛けています。
2024年にはRPFを製造する新規施設を増設する予定と積極的な投資を行なっています。
資本提携の狙い
今回の資本提携の両者の狙いを見ていきたいと思います。
J&T環境としては拠点として薄かった静岡県をはじめとする東海地方への進出を果たすことになり、これから活発化するプラスチックリサイクルを東海地方で広めるための大きな一手にしたいと思われます。
今後特に家庭ごみ(一般廃棄物)由来のプラスチックリサイクルのニーズが高まっていくことは明確のため、容器包装リサイクルを手がけるJ&Tのノウハウと廃プラスチックの集荷能力を持つ環境のミカタは相性が非常に良かったのではないかと推察できます。
環境のミカタは、売上高19億円 営業利益1.5億円(営業利益率8%)と小規模な事業者のため、単独での大型の投資などは困難です。
J&T環境(JFEグループ)の豊富な資金力やノウハウを活用することが可能になるので、今後の動向に注目していきたいと思います。
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