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静脈産業出身者が解説する「アミタホールディングス」

皆様こんにちは!
今、もっともDXとサーキュラーエコノミーに熱い男、健一です!
私は産業廃棄物やリサイクルを中心とした事業会社出身で、この産業にDXをもたらすべく、廃棄物業界向けの配車システム「JOMYAKU」を手がける会社にジョインしました。
今回は、業界出身者が解説する「静脈産業 企業紹介シリーズ」と題して、アミタホールディングスについてご紹介していきます。


アミタホールディングス株式会社はどんな会社?

アミタホールディングスは1977年に兵庫県姫路市にスミエイト興産株式会社として設立しました。
自然資本と人間関係資本が増加する持続可能な社会を創るをミッションに、「社会デザイン」を事業とする会社です。
具体的な事業としては下記があげられます。
・エコシステム経営
新規事業創出や戦略立案などをするコンサル事業
・サーキュラーエコノミー
廃棄物処理、リサイクルを中心とする事業
・脱炭素、省エネ 気候変動対策
温室効果ガス削減の中長期策定などのコンサル事業
・資源循環、関係性 プラットフォーム構築
サプライチェーン構築や持続可能なビジネスモデルを行う事業
・地域創生
地域の課題を解決するコミュニティデザイン事業

売上規模は50億円程度と静脈産業の中では小〜中規模といったところです。
茨城、川崎、姫路、北九州、南三陸に自社の処分場を保有し、廃液や廃プラ、特別管理産業廃棄物の処分が可能です。廃棄物の運搬・処分の許可を保有する事業会社ですが、近年ではコンサル会社としての位置付けを強くしていった印象です。

クイックマネーワールド参照

アミタホールディングスの今後の展開

中期経営計画には下記のようにあげられています。

2021年、アミタグループは持続可能社会の実現を目指す「未来デザイン企業」として、"産業と暮らしの Re・デザイン"をテーマに、持続可能な企業経営・地域運営を統合的に支援する「社会デザイン事業」の開発・提供を開始しました。
2030年の事業確立を目指し、2021~2023年末までは、市場創造への挑戦期間(=市場創造期)と位置づけ、持続性の向上を目指す企業・自治体向けの新サービス開発に注力します。また次の2026年末までの3年間を成長期(=市場展開期)、その次の2029年末までの3年間を拡大期(=市場拡大期)と定め、新サービスの提供拡大と本格的な収益化を目指します。

アミタホールディングス 中期経営計画参照

持続可能な企業経営に対するコンサル事業を強めていく一方で、地域などにも持続可能なプログラム開発などを実施していく方針です。
脱炭素やサーキュラーエコノミーをキーワードに社会の構造をデザインする事業を構築しようとしています。

非常に噛み砕きにくいものもあるものの、静脈産業視点やサスティナブルな社会構築をどのように描いていくか注目していきたいと思います。

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