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【トラック】車両管理方法

皆様、こんにちは!JOMYAKUの佐々木です。
今日は静脈業界でなくてはならないもの一つである「車両」の話になります。

我々がご提供している配車システム「JOMYAKU」を導入されている収集運搬や有価物回収されている企業さまの多くは、日々何台も車両を使用されております。

どの企業さまにおいても理想は必要最低限な台数とドライバーで、最大限に荷物を安全に運ぶことだと思いますが、車両・人員・事故トラブル等々も相まって理想通り運べるとは限りません。その理想に近づけるためには「車両の管理」がとても重要となってきます。

1. 車両の管理方法

上記のようなことも考慮すると「車両管の管理」とは、単に車両自体の管理だけではなく、保有台数や業務形態によって差はあるものの多岐に渡ります。

  1. 車両自体の管理

    1. 車両の維持管理

    2. 車検・修理の調整

    3. 地域・季節によってのタイヤの選定

    4. 自動車保険の選定

  2. ドライバーの安全性に関わる管理

    1. 安全運転教育・指導の実施

    2. ドライバーの勤務時間管理

    3. ドライバー点呼と車両の日常点検

    4. 天候も考慮した運行計画の作成

  3. 業務の効率化を図る管理

    1. 運転日報

    2. 車両稼働率の把握

    3. 動態管理

2.運行管理者の業務

上記のような管理をしなければならないということで道路交通法施行規則でも、一定数以上の車両を使用する事業所(一定数以上の車両を使用する事業所とは乗車定員が11人以上の自動車1台以上またはその他の自動車5台以上の事業所)には「安全運転管理者」の選任と届出義務があります。

運行管理者の業務としては

  1. 交通安全教育

  2. 運転者の適性の把握

  3. 運行計画の作成

  4. 交替運転手の配置

  5. 異常気象時等の措置

  6. 点呼と日常点検

  7. 運転日誌の備付け

  8. 安全運転指導

となっておりましたが令和4年4月より改正道路交通法施行規則が順次施行され、安全運転管理者の業務が拡充しているので注意が必要です。

令和4年4月1日施工
①運転前後の運転手の状態を目視等で確認することにより運転手の酒気帯びの有無を確認すること
②酒気帯びの有無について確認し記録を1年間保存すること

令和4年10月1日施工
①運転手の酒気帯びの有無の確認をアルコール検知器をの用いて行うこと
②アルコール検知器を常時有効に保持すること

3.まとめ

いかがでしたか?車両管理にはたくさんの管理項目があるのがおわかりいただけたでしょうか?
昨今、管理を怠ると企業イメージにも関わってくると時代です。
道路交通規則も改正されましたし、これを機に、自社の管理項目の洗い出し、現状把握を可視化するのもいいかもしれません。
余談となりますが、私も15年程度産業廃棄物の会社に在籍しておりましたが、昭和から平成時代に活躍した先輩ドライバーに「きれいな車に事故はない」と教え込まれてきました。今思えば、ある意味一種の可視化だったのかもしれませんね。

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